私の中で1番楽しみにしているのがマイライフです。2016年では30年プレイや二刀流の実装など、大きくパワーアップしてくれた本モードですが、今作の仕上がりはどのような感じになっているのでしょうか。
軽くプレイしてみて感じた感想を踏まえて、パワプロ2018のマイライフモードをレビューしていきたいと思います。
良かった点
契約更改が一新
これまでの契約更改では上昇幅に制限が設けられていましたが、それが撤廃(撤廃というか上限が900%まで引き上げ)されました。なので2年目で1億超えも可能となっています。これは早い段階での結婚などを考えているプレイヤーにとっては嬉しい改変ですね。
そして交渉内容についても、これまでは後出しジャンケンのような感じで相手次第の運要素という部分が強いものでしたが、今作ではそれも一新されています。シーズン中に交渉材料を獲得できることがあるので、それを持ち出すという感じです。個人的にこれは好印象。
不満点
常に調子の変動があってテンポが悪い
基本的には体力パラと調子パラを管理しつつ、ケガなどに注意しながら趣味を楽しんだり練習で鍛えたりしていくことになるのですが、ちょっと厄介だと感じたのが調子の変動です。
というのも、出来事の良し悪しに関わらず「調子は徐々に上がっていって最高点に到達したら徐々に下がっていく」という仕様になっているので、どんな選手にも絶好調と絶不調の時期が訪れるようになっています。
一旦下降し始めた調子を上昇方向に調整出来たりするのであればまだ良かったのですが、基本的には「急いで本調子に戻りたければ、一刻も早く絶不調になることを目指す」というカタチになり、私には違和感しかありませんでした。
そしてそれだけならまだ、仕様の変更ということで納得しましょう。問題はオートプレイにしていてもイチイチ調子が少し上がったり少し下がったりするせいでテンポがメチャクチャ悪いです。オープン戦なんかの日付が空くときとかモッサリしてます。これは完全に改悪。
別に常に絶好調にしとけとは言いませんけど、一流選手は体調管理とかスランプにならないって面でも一流だと思うんで、この辺りは少し残念に思いました。
シーズン後半になると能力が低下する
Twitterなんかを見ていると、どうやら「バグじゃないか?」とも言われており、わざとそういう仕様にしたのであればキャンプ中などにもそのような説明をするテキストメッセージが流れてもいいような内容なんですが(説明書読めってのじゃ不親切すぎるほどの大幅改変)、シーズン後半になると能力が落ちます。
例えばホームランを打ちまくって俺tueeeプレイがしたいという人は、たぶん8月後半あたりからガクッと数値が落ちるのではないでしょうか。しかも普通にプレイしていたんでは、何が起こっているのか気付きにくいという極悪ぶりです。
私は「前半に打ちすぎてしまった分を中盤で現実的な数値に落とし、後半で微調整する」というプレイスタイルを取っていることが多いのですが、ホームランをもう少し打とうと思っても打てず「あれ?なんで打てないんだろう…」としばらく悩んでいました。そこで、とある方法で能力を確認すると能力が大幅に落ちていることに気付きます。
例えば私のキャラクターは上記画像のような能力で、敵レベルもよわいに設定していますし、ロックオンレベルも2に設定しています。パワーがBで弾道3なら簡単にホームランが打てるはずなんですよ。
で、実際に5月までにホームラン30本とか打っていたので、9月に入ってから相手の失投でもなかなかホームランが打てなくなる状況に疑問を感じていました。ホームランが打てたとしても、相手の失投を上手く叩いて地方球場のような狭い球場なら弾丸ライナーでスタンドインするというような感じだったので、少なくとも弾道は絶対に下がっているという確信があったんです。
しかしデータを確認しても変わっておらず…。違和感を持ってたら似たような人がTwitterなどのSNS上に複数人いました。そして調べてみたところ…。
なんと試合中の操作画面で確認できる選手の能力が、弾道1のパワーDにまで落ちていました。しかもこの能力表示なんですが、デフォルトの設定だとシーズン中の成績表示になっているので、気付かないプレイヤーも相当多いんじゃないかと思います。
どうやらペナントモードで新たに疲労という概念が導入されているようで「それがマイライフでも適用されてるのでは?」という意見があり、バグなのか仕様なのかは現時点では不明…。
でも仕様だとしたら、これを防ぐ方法を用意するとかもうちょっと劣化具合をマシにしてくれないとシーズンの後半がメチャクチャつまらないので困っています。
最後に
気付いたことがあれば、少しずつ追記していく予定です。