先日、いつも通りドン・キホーテのカップラーメン売り場あたりをウロチョロしていましたら、なにやら気になる商品が売っていました。その名も『カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉』という商品なのですが、迷わず購入してしまったんですよね。
私はカップラーメン大好き人間ですので、それが更に美味しくなるというのであれば、これは試さないわけにはいかないだろうということで、3種類あったうちの『あご』を購入してきました(他は『ブラックペッパー』と『ホタテ』だったと記憶)。
暗めのニュースが報道されている昨今、『魔法の粉』と聞くと少し構えてしまう気もしますが、成分表を見る限りは危なくなさそうです(←当たり前だ)。むしろ、カルシウムなどが豊富に含まれていて、栄養面ではプラスに作用しそうですよ。
というわけで今回は『カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉(あご)』の感想・レビューをしていきたいと思います。
『カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉』とは?
注)決して怪しい粉ではありません!
味源という会社が販売している一種の『調味料』と思っていればOKです。コショウや七味に似たような類の粉末になります。個人的には魚粉に似たような印象を受けました。
味源から出ているオリジナル商品は「ブラックペッパー」と「レッドペッパー」の2種類で、私が購入した「あごだし」は情熱価格ブランドとのコラボ商品っぽいですね。あごだしの方は味源の公式ホームページでも確認できなかったので、もしかするとドン・キホーテ限定なのかもしれません。
本当に旨くなるのか
粉の見た目はこんな感じです。「ブラックペッパーの風味が感じられる魚粉」って言うのがピッタリだと思います。
この段階では「おいおい、こんなんでカップラーメンが本当に旨くなんのかよ」って感じなんですけど、なんとなくメーカーの誇張表現のような気がしなくもありません。さすがに邪魔はしないでしょうけど、就活生の自己アピールみたいな雰囲気がします。
というのも、本製品における優秀さのアピールがハンパ無いんですよ。相性抜群のラーメンが「しお、醤油、みそ」って・・・ほぼ完全網羅してるじゃないですか。豚骨とかには合わないらしいとは言え、この3種類に対応してたらほぼ事足りますよね。
この魔法の粉がコショウっぽいので醤油に合うのはわかります。魚粉っぽさを考慮したら、まぁ塩にも合うんじゃないかなーとも思います。でも味噌ラーメンには合わないんじゃないかと思うんだよなぁ。
実食
というわけで、早速ですが実食に参りたいと思います。まず試してみたいのは、コチラの『マルちゃん 麺づくり』です。
非常にオーソドックスな醤油味のカップラーメンだと思うので「魔法の粉のポテンシャルを存分に引き出してくれるのではないか?」ということで採用しました。早速コチラで試していきましょう!
このまま食べても普通に美味しいカップラーメンの完成です。鶏ガラの感じといい、ネギと海苔の感じといい、まさにシンプルイズベストと言った感じでしょうか。
ここに『カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉』とやらを投入します。
うん、完全にコショウみたいな感じです。基本的なルールとしては「小さじ1杯~3杯」を入れて食べるのがいいらしいですが、好みによって量を調整しても問題ないとのことでした。まぁ正確な情報を知るためにも、最初は小さじ2杯で実食してみましょう。
肝心の味の方ですが・・・美味しくなったというよりは「面白い味に変わった」と言った方が正しいかもしれません。食べ慣れた味にアクセントを加えてやる効果が見込めるというか、あくまで一種の選択肢みたいな感じだと思います。
「うわっ、めっちゃうめー!」とはならなかったです。今後も定期的に試してみたいとは思いますが、毎回使用するかと聞かれたら、間違いなく「毎回はいいや」って感じでした。
他のカップ麺でも実践
カップヌードル
醤油味に限りなく近いので合わないわけがないでしょうが、一応試してみました。
結果としては◎です。パンチが効くようになって美味しかったです。
カップヌードル シーフード
これは結構な冒険でしたが、まぁ合わなくはないという感じでした。
個人的には「何も入れない方が美味しい」と思いましたけど、たぶん「こっちの方が好きだという人もいるだろうなー」という感じです。決して悪くはありません。
激ワンタンメン
個人的にメチャクチャ好きなカップ麺の1つでもある『激 ワンタンメン』にも入れてみました。結果としてはメチャクチャ美味しくなったと思います。
これまでに試したラインナップの中では断トツに相性が良かったように思いました。これは次回も魔法の粉とのタッグを実践したいと思うレベルです。
みそラーメン
ちょっと『麺づくり』だったか『サッポロ一番』だったかは忘れてしまったんですけど、みそ味についても試してみました。
決してマズくはならないとは言え、やっぱり味噌ラーメンには唐辛子がベストだと思います。ここに関してはあまりオススメしません。
最後に
スーパーなんかに足を運ぶと、本当に多くのカップ麺が売られているので、味に飽きるほど同じ商品を食べ続けるというパターンは無いと思いますが、たまに安く売られているカップ麺とかあるじゃないですか?そのスーパー独自のブランドとか、どこが販売してるのかよくわからないようなカップ麺とか。
それらがまとまって手に入った場合なんかに、途中に魔法の粉を挟んだりしてあげると、最後まで飽きずに堪能できるのかなーと思います。味を変えるという意味では非常に斬新なアイテムと言ってもいいでしょう。ただ「旨くなる」と言っちゃうのは少し違うのかなぁと。
個人的には「今度は別パターンの魔法の粉を購入しよう」と考えているので、良い商品であることには間違いありません。あまり過度な期待さえしなければ、上手く付き合っていくことができるでしょう。もし、興味があるという人は是非試してみてください。