遂にやってしまいました。完全に他人事だと思っていたのもあってケースはおろか、液晶を保護するためのシールも強化ガラスなどではなく普通のフィルムを貼っていただけだったので、落としたら画面が思いっきりバリバリに割れてしまいましたよ。
忘れもしません。ポストから落ちた書類を取ろうと思って、前かがみになった瞬間、胸ポケットから恋心のようにするりと抜けていきました。嫌な音がしたので恐る恐る覗き込んでみたところ、上記のトップ画像のような状態だったわけです。
私はiPhone6を使用していますが、さすがに新しいものを購入するのは金銭的なこともあるので、安く済むのであれば修理してもらおうと思っていました。しかし、色々と調べたり聞いたりした結果、最終的には今のiPhoneと同じものを新品で購入することにしたんですよね。
そして、同じ悲劇を2度と繰り返さないためにも、強化ガラスのフィルムを貼って、ケースを付けようと思った次第であります。それに伴って「iPhoneの液晶保護フィルムって何がいいの?」とか「iPhoneケースってどれがいいの?」と悩みながら右往左往したので、似たように困っている方へ向けて、私が見たこと・調べたことをご紹介したいと思います。
まずは保証内容の確認(docomoの人向け)
私の場合はdocomoのiPhoneを使用しているのですが、もともとdocomoでiPhoneを購入した際に「iPhoneの場合は管轄が違うから、ちょっと面倒になる」みたいなことを言われたのを覚えています。
具体的に何のことを言っていたのかはわかりませんが、私の解釈では「壊れた時はここのドコモショップに来られても困りますよ」的な感じだったんじゃないかなぁと解釈していました。
そんな記憶が微かにあったので、Googleで「iPhone 修理」と入れて検索し、すぐさま修理店舗に持って行ったんですけど、そこでまず最初に言われたのが「もし保険に入ってるなら、ウチで修理するよりもdocomoさんに持ってった方がお安くできますよ」という言葉だったんです。
残念ながら保険なんて契約した覚えが全くなかったのですが、修理店の店員さんが言うには「新規購入した時に必ず保険に加入しているはず」とのことでした。
調べた結果、私の場合は「保証期間は2年に延長」されていたものの、現在の使用期間が2年3ヶ月で保証期間が過ぎてるという一種のミラクルが起きたわけですけど、もし保証期間内であれば安く済みそうですよ。
ちなみに保証内容について軽く調べてみました。上記画像はdocomoのホームページより引っ張ってきたものですが「画面の損傷は1回につき3400円」と書かれていますね。docomoを使用している方の場合は、もしかするとこのような補償サービスが受けられるかもしれませんので、確認してみてください。
my docomoから進んで【ご契約内容のご確認】から確認できるかと思います。また、保険料として月々の料金も発生しているようなので、書面で受け取っている方は契約書の内容を確認してみてもいいかもしれませんね。
保証期間が過ぎている場合(docomoの人向け)
保証期間を過ぎている場合は完全実費で修理をするわけですが、私が修理のために訪問したアップル正規プロバイダ認定店舗では大きく分けて2つの選択肢を提示されました。
- 15000円弱の金額で液晶だけを新品に交換する
- 30000円ちょっとで本体を丸々新品にする
3ヶ月前に破損してたら3400円で済んだ修理だと思うと悲しくなりましたが、特別「最新のiPhoneにしたい」という気持ちもなければ「慣れてる今の機械の方がいい」ということもあり、2年3ヶ月使用してきた経年劣化も考慮して「3万円ちょっとで本体を丸々新品にする」という選択肢にしました。
あとは「本体交換なら20分で終わる」というのも大きな理由の2つです。取りにくるのも面倒ですし、2回で終わってくれるならそれに越したことはないなぁと。ちなみに、液晶だけの交換であれば工場に送らなきゃいけないとかで、10日前後かかると言われましたが、その間の代替機は貸してくれるとのことでしたので、その辺の心配は要らなそうです。
それから、正規店じゃないところでの修理見積もりを見たところ、iPhoneの画面交換が6000円~とかでしたので、もしかすると正規店でない所に持っていけば安くできるかもしれません。このあたりは人それぞれだと思いますので、信用に足るかどうかなど調査してみるのも1つだと思いますよ。
さて、これで新しいiPhoneとなったわけですが、同じ悲劇を2度と繰り返さないためにもiPhoneには防具を着けようと思います。真っ先に思いついたのは「強化ガラスフィルム」と「iPhoneケース」ですが、本当に多くの種類があったので、以下では色々とご紹介したいと思います。
液晶保護フィルムを選ぶ
はっきり言って「種類が多すぎて、どれを選んでいいのか全くわからない」という状況でした。しかし、主に差が生まれる部分は「硬度」と「薄さ」だと思います。2016年11月現在、硬度の主流は「9H」と呼ばれる硬さです。
薄さには色々と種類がありましたが「薄ければ薄いほうがいいのか?」と聞かれると、正直微妙なんじゃないかと思いました。厚いほうが丈夫というわけでもなさそうでしたし、薄いほうが操作がしやすいということもなさそうですし・・・。ただ、厚いほうが貼りやすいのは間違いなさそうです。
それから硬度に関しては大体の商品が9Hでしたので、あとは価格面や評判などを考慮して決めていきたいと思います。
Anker GlassGuard
- 表面硬度:9H/薄さ:0.33mm
- ラウンドエッジ加工
- ベストセラー
アマゾンでベストセラーになってたのがコチラです。2016年11月現在、価格が1000円ちょっととかなり安く手に入りますが、高度は9Hと最高水準をクリアしているようです。ラウンドエッジ加工も施されているようで、薄さは0.33mmとのことでした。
レビューを見る限り主に高評価なので、特にこだわりがないようであれば、必要最低限の機能を有していてそこそこ売れているコチラの商品でも十分だと思います。
2枚セットで購入すれば1枚あたりの金額が1000円を大幅に下回りますし、「なんでもいいから、それなりのものないの?」という人は、1番売れてそうなコチラが無難かもしれません。
Farfalla
- 表面硬度:9H/薄さ:0.3mm
- 2.5Dラウンドエッジ加工
- ブルーライト92%カット
一方、私自身が非常に興味をそそられたのが『ブルーライトカット』を謳っている商品です。夜、電気を消してベッドでポチポチやってしまう私にとって、ブルーライトカットは非常にありがたい性能なんですよね。
しかもコチラはゴリラガラスです。情弱の私でもゴリラガラスという名称は耳にしたことがあるので、品質に問題はないと思います。金額は2016年11月現在2000円程度で、評価も上々。
※私はコチラにしました。
Coolreall
- 表面硬度:9H/薄さ:0.25mm
- 2.5Dラウンドエッジ加工
- 抜群に安価
2枚セットの合計金額が1000円以下と抜群に安く手に入るのがコチラの商品です。あまりもの安さに不安になりますが、性能・評判ともに悪くありません。
レビュー数自体も200件オーバーとそこそこあるので、売れてることは売れてるし評判もいいけど、「逆に安すぎて不安視する人が買わない」ってパターンのようにも思えます。
身も蓋もないことを言いますが、強化ガラスは「一定以上の力が加わるとどれも割れる」ので、これでもいいのかなぁとも思いました。「これだと割れちゃったけど、もう少しいいヤツだったら割れなかった」って場面は、そうそう来ないと思いますし、本当にピンキリなので悩んでしまうでしょうから。
ケースを選ぶ
同様にケースに関しても「種類がありすぎて選べない」という悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。元々、スマホが出たての頃に「ケースを付けると熱がこもって良くない」というようなことを聞いたことがあり、付けるつもりはありませんでした。
というのも「ケースを付けている側は落としても大丈夫かもしれないけど、ガラス面から落としてしまったらケースの意味が全くない」と思っていたからです。しかし、最近のケースを見た時に驚いたのですが「落としてしまったときに、ガラス面が直で地面にぶつからないような工夫がされている」ことに気付きました。
なにより「熱がどうこう」よりも「万が一また落としてしまったときに割りたくない」という気持ちの方が遥かに強いので、ケースも選んでいくことにします。
Spigen
- 米軍軍事規格を取得
- バンカーリングの使用が可能
- 2000円弱
見た目的にもさることながら、商品説明欄に『米軍』の2文字が目を引く本製品は、明らかに「衝撃に強そう」な印象のデザインをしています。
Gショックを彷彿とさせるような説明文や、使用者のレビュー(Amazon)を見る限り非常にイイ商品であることは間違いなさそうです。これまでのiPhoneシリーズのケースにおいてもベストセラーとなっていました。
実際に店舗でも触らせてもらいましたが、滑りにくくて使いやすそうでしたよ。見た目もシンプルでカッコイイと思います。
私が即決しなかった理由は「黒だとバッグの中に入れている時に、どこにあるか探しそう」という理由だけだったので、普段iPhoneをバッグに入れない人や、入れていても定位置が決まっているというような人にはオススメです。
Labato
- 高品質な本牛革を使用した高級感あふれる
- デザインカード類、紙幣を入れて携行可能
- セールで70%オフ(2016年11月現在)
こちらは2つ折りできるタイプで素材がレザーの高級感あふれるケースです。正直「画面を割りたくない」という想いが本当に強いのであれば、2つ折りできるタイプのケースを使うべきという気もしたので、色々とリサーチした結果こちらの商品が出てきました。
元々10000円弱の販売価格が2016年11月現在セール対象になっていて2500円程度まで値下げされています。ここに関しては若干不安でしたが、過去のiPhoneに対応している製品も同様に70%オフで売り出されているにも関わらず高評価でしたし、他のスマホに対応した商品も数多く出ていて、そのレビューが件数の割に高評価なので信頼しても良さそうですよ。
ただし、折りたたんでいてもいても結構な厚さになってしまうので、ポケットに入れるのは難しいでしょう。とは言いながらも、簡単なカードや紙幣も入るようなので「最低限の持ち物しか持ちたくない」という人には逆にいいのかもしれませんよ。「ちょっとそこまで子供を迎えに」という場合に、免許を入れてこれだけを持っていくという使い方もいいのではないでしょうか。
また、下記画像のように「角度を付けて置く」ということもできるので、よく動画を見たりする人には最適かもしれません。
iFace
- デザインがくびれていてグリップしやすい
- カラーバリエーションが豊富
- ストラップとの併用が可能
「Amazonだけじゃなく、楽天でも同じような商品を見てみるか!」ということで、楽天でiPhoneケースと入れて検索した時に1番最初に目に付いたのがコチラの商品です。カラーバリエーションも豊富で評価も高く、それなりに売れている商品のようでした。
個人的な希望であった「折りたたみタイプじゃないもの」「カバンの中でも目立つ色のもの」「それなりに防御力が高いもの」というポイントを押さえていた商品だと思ったので、私はコチラを購入しました。ストラップホールが付いているので、首から下げておくことも可能です。
購入するにあたって気になったのは「正規品or正規品じゃない」というレビューが多かったポイントです。複数業者が取り扱っているようなので、信頼できるお店で買うのがいいかもしれません。
私は真偽のほどはわかりませんが「Hameeで買ったら正規品でした」という書き込みを何件か見つけたのでそこで買いましたけど、しっかり梱包されて手厚く配送されてきましたし、ちゃんと正規品でしたよ。
【↓↓↓Hameeのホームページ↓↓↓】
【関連記事】
iPhoneケースを悩んだ結果『iFace』を選んだので、使用感についてレポートする – はてなの果てに。
最後に
画面を守るための強化ガラスフィルムは「貼っていたから大丈夫」というものでも無さそうです。カギなんかと一緒にポケットに入れていた時の擦り傷などからは守ってくれそうですが、立っている時の手元の高さから落としたとなれば、結構な衝撃を受けることになると思います。
YouTubeなんかでも「どれくらいの強度があるのか」を検証してくれている人が多々いましたが、大半の人が「ハンマーで叩く」という検証をしていて「どれくらいの高さから落としても耐えられるか」というような検証は見受けられなかったようにも思えます。そしてそのハンマーの検証においても、意外と簡単に割れてしまうんですよね。
それでも無いよりはあった方がいいと思いますし、あったらと言って大丈夫という物でもありません。ただし、今回の場合も、もしかすると「強化フィルムを貼ってケースを付けていたら、画面が割れなかったかも」という思いがあったので、付けることにしました。
今後は首から下げたり、確実にバッグに入れておくようにしたりして、大事に使っていこうと思います。同じような境遇にいらっしゃる方は、当記事を参考にしていただけると嬉しいです。