何にでも使い勝手のいい炭酸水ですが、毎回スーパーで買うとなると重いうえに手間もかかってしまいます(通販だったら届けてもらえますけど)。飲み水としての使用だけならいいですが、もし洗顔などでの使用をする場合だと、どうしても消費量が大きくなりますよね。
必然的にペットボトルごみに悩まされてしまうことは確実です。そして、市販の物の中でも安い物にフォーカスしていくと思います。安い物とはいえ、手作りに勝るコストパフォーマンスはありません。というわけで今回は、安く作れる『炭酸水の手作り方法』についてまとめました。
炭酸水の作り方
用意する物
- 水道水:500ml
- ペットボトル(炭酸飲料が入っていたもの)
- 重曹:約5グラム(小さじ1杯)
- クエン酸:約5グラム(小さじ1杯)
作り方
- ペットボトルに水を入れる
- そこにクエン酸を入れる
- 重曹を加えて少し振る
- ペットボトルがパンパンになってきたら完成
このとき使用する水は冷たい水にしてください。炭酸ガスは冷たい水の方が溶け込みやすくなりますし、水の温度は冷たい方が体感的にも炭酸が強く感じられます。もし冷えていない水道水を使用する場合は②でクエン酸を加えた後、しっかり冷やしてから重曹を加えましょう。
また、使用するペットボトルは炭酸水に使用されているものにしてください。理由は炭酸ガスによる内部の圧力に耐えるためなのですが、炭酸飲料用の方が丈夫に作られているからです。
※お茶やミネラルウォーターなどが入っているペットボトルと炭酸飲料の入っているペットボトルは、形状が大きく異なります。
実戦動画
(Youtube NOSUKAPI様)
動画主様も説明欄にて「小さじ1杯は多いかもしれない」と記述されています。
用途や好みに応じて求める刺激の量は変わると思いますので、それぞれ微調整してください。
炭酸水の完成
コスト
上記で紹介した重曹(5kgで約1600円)とクエン酸(1kgで約700円)を使用し、水道料金はかからないものとして計算すると500ml当たり約3円です。
味
重曹とクエン酸の化学反応によって酸っぱいと感じるかもしれません。ハッキリ言って飲めたものではありません。
市販されている炭酸水のようにはいかないので、よほどのことがない限りは飲み水以外の用途(美容や掃除)で使用するといいでしょう。
注意事項
長期に渡って炭酸水を自作する場合は、必ず定期的にペットボトル容器は交換するようにしてください。同じ物を長期使用するとカビが生えてきてしまうことがあります。
炭酸水メーカーもオススメ
飲み水としての手作りをお考えの方は炭酸水メーカーの購入がオススメです。
完全に1から作るよりもコストは高くなってしまいますが、普通に買うよりも安く作ることができますし、味のクオリティーも高いです。
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最後に
飲むだけでなく様々な分野で効果のある炭酸水ですが、気になるのがコストだと思います。しかし、安い金額で日常生活に取り入れられるのであれば、試してみるのも1つの選択肢だと思いますよ。
500ml当たり約3円のコストパフォーマンスは非常に高いと思います。興味がある人は、是非とも作ってみてください。