「風邪かな?」と思ったときに薬の力に頼るのもいいですが、できることなら普段から気を付けて生活していきたいものです。
先日、ちょっと風邪っぽくなった時に風に有効な食事について色々調べていたところ、様々な食事が有効であることがわかったのでご紹介します。
※風邪をひいてしまったときは栄養補給、保温、安静が基本です。食事は直接的な改善にはなりません。あくまで補助的な位置付けとして、身体を労わるキッカケとして捉えましょう。
摂るべき栄養
タンパク質
- 肉類
- 魚介類
- 豆類
- 卵・・・etc
タンパク質には基礎体力をつけ免疫力を高める効果があります。肉類全般や魚介全般に含まれていることが多いため、比較的摂取しやすい栄養だと思います。
基本的に卵と納豆は手に入れやすいだけでなく、栄養バランスがいいのでオススメです。豆腐なんかもヘルシーでオススメですね。
ビタミンA(βカロテン)
- 緑黄色野菜全般(人参、ほうれん草、かぼちゃなど)
- レバー
- うなぎ
- 卵
- みかん・・・etc
ビタミンAは喉や鼻の粘膜を保護する効果があります。また、脂溶性ビタミンなので油と一緒に摂ると吸収率がアップするようです。
油で炒めてあげたり、和え物には胡麻やピーナッツを加えてあげると効果的だと思います。
ビタミンC
- フルーツ類(ゆず、レモン、柿、キウイ、イチゴなど)
- 野菜類(ピーマン、パプリカ、パセリなど)
ビタミンCは熱に弱く水溶性のため、茹でてしまうと流れてしまいます。茹でる場合はシチューやスープにしましょう。
また、フルーツは難しいことを考えずにカットするだけで美味しく食べられるので非常にオススメです。
亜鉛
- 牡蠣
- レバー
- 卵
- 豆類(納豆、豆腐、きな粉)
- チーズ・・・etc
亜鉛は風邪ウイルスの増殖を止めるように働きかけてくれる栄養です。
ビタミンAと協力し、白血球が体内の細菌を攻撃するのを手伝ってくれます。
温かい料理
身体を芯から温めることで血液循環量が増え、免疫機能が高まります。
ネギや生姜などには身体を温める効果があるので、これらを使ったうどんや雑炊、鍋などの料理がオススメです。
消化にいい料理
おかゆやうどん、湯豆腐などが消化が良いとされるメジャーな料理です。他にもじゃがいもやクタクタに煮た根菜類も有効とのこと。スープなんかが効果的だと思います。
消化に良くするためには食物繊維の摂取はある程度抑えた方がいいので、根菜類の摂り過ぎは良くありません。逆に胃腸の負担になってしまう可能性があるので、注意しましょう。
水分
乾燥しているとウイルスが増殖しやすいため、こまめな水分補給が非常に効果的です。一度に大量の水分を摂るのではなく、少量ずつこまめに摂ることを心がけてください。
また冷えすぎたものを飲むと身体への刺激が強いため、なるべく常温に近い飲み物や温かい飲み物の方がいいです。生姜湯などが非常に有効ですが、併せてミネラルも摂るようにしましょう。
最後に
風邪はひく前とひいてしまった後で状況が大きく異なります。身体が弱っているとどうしても食欲不振だったり、普段は食べられるようなものが食べられなかったりしてしまいがちです。
基本的に摂取したい栄養はほとんど変わらないものの摂り方に違いがでてきます。ひいてしまった後よりも予防の方が胃腸が弱っていないこともあり、様々なバリエーションで栄養を摂ることができます。
やはり普段の食事から心がけていくことが重要です。バランス良く栄養を摂ることを心がけましょう。