BenQ ScreenBar Plusを実際に使ってみた感想をレビュー

BenQ ScreenBar Plusサムネイル

 

パソコンのモニターに取り付けるライトとして、非常に高い評価を獲得しているモニター掛け式ライト「BenQ ScreenBar Plusをご提供いただきました。

Amazonでも非常に高い評価を得ているモニター掛け式ライトなのですが、実際に私が使用してみた感想として、おすすめしたいのは次のような人です。

 

[st-midasibox title=”おすすめしたいのはこんな人” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

部屋が暗い状態でパソコン作業をすることが多い

パソコンを付けた状態で書き物をすることが多い

誰かが寝ている傍でパソコン作業をする機会がある

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以下では、実際に使用してみた「BenQ ScreenBar Plus」の感想・レビューを書いていきたいと思います。

提供を頂きましたが、本製品の感想は忖度無しの本音レビューとなっていますので、本製品に興味を持っているという人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

目次

BenQ ScreenBar Plusとは?

BenQ ScreenBar Plus Amazonページ

 

BenQ ScreenBar Plusとは、台湾を拠点とする電気製品メーカーBenQが製造・販売しているモニター掛け式ライトです。パソコンモニターに装着することで、モニター近辺にあるキーボードなどを明るく照らしてくれます。

色合いが8種類、明るさが14段階で調整可能となっており、自分にとって好みの明るさに調整できるのが強みです。

2019年12月現時点でのAmazonの販売価格は15900円で、お世辞にも安いとは言い難い価格設定となっていますが、評価は概ね良好な数字となっています。

 

BenQ ScreenBar Plusの使用感をレビュー(主にメリット部分)

組み立ては超簡単

モニターにライトを固定するためのクリップのような部品

棒状のLEDライト

卓上の操作部

 

商品は大きく分けて3つの部品から構成されています。組み立ては非常に簡単で、クリップにライトを装着して、操作部のコードを繋げれば完成です。

取り扱い説明書が入っていませんでしたが、箱の裏面に英語と台湾語?で組立図も掲載されており、それを見れば誰でも簡単に組み立てられると思います。

電源はUSB給電で、電池などは不要です。何よりスタンドライトなどと違って場所を取らないので、デスクを少しでも広く使いたいという人にはおすすめできるアイテムです。

 

画期的なクリップデザイン

 

まず本製品のデザインで目を引くのは、モニターにライトを固定するクリップ部分です。

個人的には「ベゼル部分に噛ませて固定するタイプ」を想像していたので、結構な力が掛かるんじゃないかと想像していたのですが、必要最低限の力で固定できました。

 

本当に必要最低限の力しか掛かっておらず、「乗せるのが8割、挟むのが2割で、それを同時に行っている」というイメージです。精密機械であるモニターに対して、外部的な力が一切掛かっていないと言っても過言ではありません。

これによってモニターに負担が掛かるということはないでしょうし、ベゼル部分に傷が付くということもないのではないかと思います。

 

 

モニターに固定するクリップは、非常によく出来ていると思いました。片側がプラスチックで、もう片側は弾力性のあるゴムシートのような物が張られています。

ゴムシートとは言っても粘着性はないのでべたべたすることはないですし、プラスチック側も「挟むというよりも、落ちないようにただ引っかけているだけ」という感じです。

 

なのでクリップと呼びながらも、挟む力はそこまで掛かっていません。かと言って乗せているだけというわけでもなく、重力との兼ね合いが上手く計算されていると感じました。

個人的には全く気になりませんでしたが、少しの傷でも気になるという場合は、モニター全面部分に引っ掛けるプラスチック部分に何かを噛ませればいいでしょう。

 

暗い部屋での作業は劇的に効率アップ

 

こちらは真っ暗な部屋にて、BenQ ScreenBar Plusを使用している写真です。モニターの電源は切っています。

29インチのモニターに使用していて、真ん中2/3にライトが乗っていて、両端1/3にはライトが当たっていないのですが、モニターが付いている場合にライトが当たっている部分と当たっていない部分で見え方が違うなどの不便さは一切ありませんでした。

 

個人的な意見としては「部屋が暗くなってきても、ついつい面倒で室内灯を付けずにパソコン画面の明かりを頼りにパソコン作業を行う」ということが結構あるので、そういう場合の作業効率は格段にアップすると思います。

ただ、部屋が明るい状況であれば付いていても付いていなくても使用感はそこまで変わらないと感じたので、「何らかの事情で部屋を明るく出来ない」などの理由があるような場合は重宝するでしょう。

 

明るさ、光の質感は調整可能

色の質感を比較

 

色合いに関しては1段階ずつ切り替えてもそんなに差は感じませんが、3段階刻みで見るとだいぶ印象が変わります。上記画像は8段階の色合いを1と8にした比較画像です。

これは完全に好みだと思いますが、くっきり見えるのは右で、左の方が疲れにくいという感じでした。個人的には中間からやや暖色寄りの色合いで使用しています。

 

明るさに関しては、最大にしたところで劇的に部屋が明るくなるという感じではありません。

私のような面倒くさがりが「部屋の電気をつけずに、この明かりだけで生活したい」というのには、いささか無理がある明るさです。

 

物書きをするのであれば室内灯のサポート、あるいは「何らかの事情があって部屋をなるべく暗い状態でパソコン作業(キーボード入力)がしたい」という場合には重宝するでしょう。

特に「誰かが寝ている横(寝室)でパソコンを使用する機会が多い」という人には、まさに打ってつけの製品だと思います。

 

操作も非常にシンプル

 

こちらが操作部の画像です。左側のボタンを押せばオートで明るさ調整をしてくれますし、真ん中のダイヤルを回せば手動で明るさ調整、色合い調整が可能となっています。

右側のボタンを押せば、明るさと色合いの項目変更ができるので、変更したい項目が点灯するようにした状態でダイヤルを回して微調整するという感じです。

 

回してみた感じは適度な負荷があって目盛り毎に回している手応えが感じられますし、1段階刻みの微調整が容易で、無造作にやっても「間違って二段階以上回してしまった」などのミスが起きにくい仕様になっていると思います。

実際に数ヶ月以上使ってみないと何とも言えませんが、ダイヤル自体はしっかり作られている印象を受けるので、すぐに馬鹿になってしまうという心配もいらないでしょう。

 

BenQ ScreenBar Plusのデメリット

  • 15000円前後の価値はある?
  • 接触不良が不安な電源コード
  • 縦型モニター、高い位置で使用する場合は注意

 

商品は◎、ただしコスパは?

まず真っ先に思ったのが「普通に買ったら15000円もするのか」という部分です(2019年12月現時点でAmazonにて15900円にて販売中)。

ちなみに「モニター掛け式ライト」というキーワードで類似商品を検索してみると、似たような商品が3000円台で販売されていました。

 

3000円台の商品と本製品を軽く比較してみると、明らかにBenQ ScreenBar Plusの方がスペック的には上だと思いましたし、実際に良い商品であることは一目瞭然なのですが…。

物が良いからと言って類似商品の5倍前後の値段を出せるかと言ったら、それは結構難しいんじゃないのかなというのが正直なところです。

 

安い類似商品の評判を見てみると、やはり耐久性に難があるという声が聞こえてきました。やはり「安かろう悪かろう」の傾向が顕著なようです。

そして本製品の偽物なども出回っているようなので、購入前に正規品であるかどうかの確認(カートにてBenQ Storeが販売という文字があるかどうか)をしっかりすることをおすすめします。

 

電源ケーブルの接触不良が気になる

 

それと一点だけ気になった部分があります。それは「電源ケーブルの取り回し」です。

上記画像では分かりやすくあおっているので、普段はここまでひどくないものの、ちょっと気になる配置、取り回しだと思いました。

 

ケーブル自体が薄型(平べったいやつ)ということもあり、まとめやすい一方で耐久性が気になるところですし、それに拍車をかけるような感じで、普段は若干ケーブルに負荷が掛かってそうな取り回しになります。

個人的には、この手のケーブルは製品自体に干渉されることなく配線したいという考えを持っているのですが、本製品の場合はモニターを挟んだ際に、軽く角度が付いたクリップ部分と電源コードが干渉してしまうのを確認しました(ほんの少しだけ)。

 

 

ほんの少しですが、上方向に電源ケーブルが軽くあおられています(多少わかりやすくして写真を撮ったので、実際にはもっとマイルドです)。

接触不良が起きるかどうかは長期間使ってみての判断ということになりますし、実際にはそこまであおられているわけでもないので、特に気にすることもないと思いますが、15000円もかけて購入した際には、決して無視できない不安要素じゃないかなと思いました。

 

これが単なる線で「操作部⇔ケーブル⇔ライト」という中継線としての役割だけなら、万が一接触不良を起こしてもここだけ買い替えるという選択ができるのですが、このケーブルはライトとは脱着できても操作部とは一体型になっています。

そのため、断線してしまったら操作部ごと交換が必要となり、操作部だけの別売りは確認できませんでしたし、仮に別売りがあったとしても結構高いんじゃないかというのが不安要素と言えるでしょう。

 

その他の類似商品と比較して物が良いのは認めますが、それはあくまで「類似商品と同等かそれ以上、長く使えて初めて評価できる」と言えるはず。

一応、現時点で軽く調べてみた感じでは、ここの接触不良によるクレームなどは出ていない様子です(当ブログでも使用経過に応じて気付いたことを追記していく予定です)。

1年間の保証書付きで、すぐに断線してしまった等の場合は保証が受けられるので、そのあたりはご安心ください。

 

縦型使用、目線よりかなり高い位置に設置している場合は注意

 

左は通常使用時、右側はあえて下から撮影した際の画像です。通常使用時では、大体モニターの真ん中あたりに目線がくるような使い方をしています。

Amazonのレビューにもあったのですが、目線よりかなり高い位置にモニターを設置して使用している場合だと、眩しくなってしまうので注意が必要です。

横向きの場合はよほど見上げるような環境でもなければ問題ないものの、縦型にして使用している場合は注意してください。

 

最後に

パソコン作業にて手元だけを明るくしたい際におすすめ

パソコンを使いながら本を読んだり、字を書くのに最適

課題は「値段と耐久性」

 

個人的には、パソコンを使いながら講義をするような教育機関向けのアイテムだと思いました。

画面を見ながらノートに文字を書いたり、本や雑誌を読みながらブログを書く等の用途としては最高な商品です。

意外と「暗い部屋の方が集中できる」という人もいるようなので、そういう人は「部屋を暗くして、本製品を使ってパソコン作業」というスタイルもいいかもしれません。

 

一方で課題は「値段と耐久性」です。本製品のメリットに興味を感じる人で「15000円くらいなら全然出せる」という人なら、普通に満足できるのではないかと思います。

耐久性に関してはこれから判断していきたいと思いますが、現時点では「すぐに壊れてしまった」などの不満の声は聞こえてこなかったので、ある程度期待できるでしょう。

 

いずれにしても値段は決して安いとは言い難いのに、Amazonでは非常に高い評価を得ているモニター掛け式ライトです。

興味を持った方は、ぜひBenQ ScreenBar Plusを手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

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