神作品の宝庫!!全31巻~全40巻以内に完結したオススメの面白いマンガたち

これまでに巻数別のオススメ記事を10冊区切りで書いてきました。

ここら辺から一気に「31巻以上のオススメ漫画」というカタチで書こうかとも思ったのですが、どうしてもスラムダンクとドラゴンボールを一緒の区切りに入れることに抵抗があり、自己満足のために全31巻~全40巻以内に完結したオススメ漫画をまとめていきたいと思います。

読んだことのない作品がある人は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

※kindle版があるものはkindle版の巻数、kindle版が無いものは単行本の総巻数を記載。

目次

スラムダンク(全31巻)

マンガ好きの多くが認める最高峰のバスケ漫画です。私は長らく読んでいなかったのですが、もしこの作品に出会っていたら恐らくバスケ部に入部していたでしょう。

絵も上手いしストーリーも面白いし、言うことありません。月並みですが、本作を読んでいない人が羨ましい!(ゼロから本作を堪能できるという意味で)

海南戦もいいし陵南戦もいいし、捨てるところがないですね。山王戦のセリフの無いシーンは鳥肌モノ。

単行本は全31巻、完全版は全24巻です。kindle版も出たら間違いなく買います。

スラムダンク 第1巻

 

バキ(全31巻)

格闘漫画の金字塔とも呼べるべきバキシリーズの2作目です。死刑囚と戦ったり、前作に登場したオールスターが揃い踏みというカタチなので、前作を知る読者はワクワクするでしょう。

一応、前作を読んでいた方が登場人物の人となりなどが分かるので、グラップラー刃牙を読んでからの方が楽しめるかとは思いますが、本作から入っても問題ないかも(前作が少年期、本作が青年期みたいな感じです)。

このあとは範馬刃牙→刃牙道へと繋がっていきますが、古代の人類が出てきたり、宮本武蔵が復活したり…とにかく規格外の物語です。肉弾戦が中心のバトル漫画をお求めの方はどうぞ。

バキ 第1巻

 

capeta(全32巻)

曽田正人氏の作品は「昴」「シャカリキ!」などどれも好きですが、個人的に大好きなのがコチラのcapetaです。カートのレースから徐々にステップアップしF3のレースに参戦した後、F1を目指すまでの軌跡がテーマとなっています。

多くの人に支えられることの感謝を胸に、いつでもベストを尽くす主人公の姿は読者の胸を揺さぶることでしょう。コンマ何秒という世界の凄まじさを感じますね。

友情や努力、真っ直ぐな信念など…とにかく多くの魅力に溢れているだけでなく、多くの困難や良きライバルの存在もあり、とても熱いマンガです。

【関連記事】

音速の如くのめり込むレース漫画「capeta」は読み始めたら止まらないっ!! – はてなの果てに。

capeta 第1巻

 

シティーハンター(全32巻)

「CAT’S EYE」「エンジェルハート」で有名な北条司氏の代表作で、主人公はスイーパーと呼ばれる何でも屋的な存在の人物です。特に銃の扱いは一級品。

痴話ゲンカみたいなシーンも少なくありませんし、所々に下ネタも登場しますが、やっぱりバトルシーンはカッコイイです。殺しの依頼も受けるのに、決してダークな世界観に染まっていないヒーローのような眩しさも本作ならでは。

主人公がすごくカッコイイのに嫌味じゃないのは、ほんの少しの下品さが備わっているからでしょう。もっこりは正義と言えそうです。

シティーハンター 第1巻

 

月下の棋士(全32巻)

後述しているハチワンダイバーも有名ですが、やはり将棋マンガと言ったら私の中では月下の棋士ですね。破天荒な雰囲気の主人公がたまらなくカッコイイです。

私が本作を初めて読んだのは中学生の時でしたが「これで投了しなければ俺の負けでいい」という感じで対局中に帰った主人公に驚いたのは、今でも脳裏に焼き付いています。

対局中に血を吐いて倒れたり、失禁したり…。色んな意味でインパクトの強い作品と言えるでしょう。将棋が好きな人にオススメです。

月下の棋士 第1巻

 

烈火の炎(全33巻)

忍術要素、ラブコメ要素を持ったバトルファンタジー作品で、絵の上達ぶりがとにかく凄まじいです。あまりにも絵が違い過ぎて、最初と最後を見比べると「同じ作品?」ってなるかも。

kindle版のレビューが想像以上に低く、某有名作品と酷似している点などから酷評されているようですが、私としてはそこまで気にならずに楽しめました。

主人公が徐々に強くなっていく感じは、王道とは言いながらも胸を熱くさせてくれます。少年気分でバトル漫画が楽しみたいなら非常にオススメの作品です。

烈火の炎 第1巻

 

うしおととら(全33巻+1)

良くも悪くも絵が非常に特徴的で、参入障壁が高いように感じる読者も多いと思いますが、藤田和日郎氏の作品は最新作もこのようなタッチですので、古いのとはまたちょっと違います。

内容を見ればわかりますが、妖怪×ファンタジー作品として至極の1作と言っていいでしょう。人間と妖怪という大きな境界を越えた、うしおととらのコンビネーションも魅力の1つですね。

すごく熱くて、最後の最後までしっかりと描かれている作品です。物語は全33巻で外伝をプラスして全34巻ですが、外伝も面白いのでぜひ読んでみてください。

うしおととら 第1巻

 

H2(全34巻)

「2人のヒーローが甲子園で相まみえるか!?」という作品です。恋愛要素もあって、野球の結果だけでなく恋の行方も気になります。

弱小どころか野球部のない状況からのし上がっていくあたりはマンガならではという部分がありますが、マンガの良さが十二分に発揮されている野球マンガと言っていいでしょう。冷めるような描写はありません。

所々に見えるあだち節も最高で、野球マンガが好きな人なら文句無しに楽しめる作品です。

※単行本で全34巻、ワイド版なら全17巻です。kindle版はありません。

H2 第1巻

 

軍鶏(全34巻)

両親を刺殺し少年院に入れられた少年が、少年院で出会った空手に身を捧げる作品です。主人公は少年院の生活で「強さ=正義」と学び、自分の命を守るために覚えた空手から狂気をも学んでいきます。

最初はひょろいだけの青年だったのに、それが徐々に悪に染まっていくダークヒーロー的な感じは、とても見応えがありますよ。

結末は個人的にちょっと哲学的な思想を感じてしまって、正直「う~ん」って感じですけど、少年院とかイジメとか裏社会とか…少し暗めの世界観が好きな人にはバッチリです。

【関連記事】

主人公のダークヒーロー感は唯一無二!『軍鶏』の魅力について書いていく – はてなの果てに。

軍鶏 第1巻

 

BECK(全34巻)

バンド経験のある人なら、共感してしまう部分が多々あるかと思います。青春×音楽がうまく両立していて、取っ付きにくさのようなものもありません。

良くも悪くも主人公が平凡で、音楽との出会いを機に運命が劇的に変わるのですが、バンドマンとしての日常がリアルで面白いですね。楽器の難しさを知っているなら楽しめるでしょう。

ロック、洋楽が好きな人なら鉄板的な作品です。あとバンド経験者にも文句無しにオススメ。

BECK 第1巻

 

うる星やつら(全34巻)

高橋留美子氏が誇る超人気作品の1つで、しのぶ派かラムちゃん派かで読者が大きく2分した作品です。ジャンルは「奇想天外SFコメディ」とのこと。

今読むには絵の古臭さが否めませんが、内容は未だに色褪せていません。どちらかと言うとラブコメ寄りで、ギャグのセンスも光っています。

未だに「人気のアニメランキング」みたいなTV番組で上位に入りますもんね。個人的に昭和の名作アニメって言われたら、真っ先に本作と「タッチ」が浮かびます。

うる星やつら 第1巻

 

ガンバ!Fly high(全34巻)

数少ない体操漫画で、原作が金メダリストの森末慎二氏です。そして内村航平選手も愛読していると公言しています。

真っ直ぐな体操初心者の主人公が、イチから体操選手としての道を歩み始め、最終的にはオリンピックの金メダルを目指すというものです。

少年漫画らしいトラブルの連続を主人公の努力や仲間との絆で乗り越えていくという、悪く言えばわざとらしい流れを汲んでいますが、体操の技や採点方法なども知ることができて、本作を読めば体操競技を見るのも楽しくなること間違いありません。

【関連記事】

体操金メダリスト内村航平も影響を受けた漫画『ガンバ!Fly High』を紹介する – はてなの果てに。

ガンバ!Fly high 第1巻

 

魁!!男塾(全34巻)

メチャクチャ時代を感じさせるタッチの絵、ギャグとも思えるような数々のシーン…。「これほどまでに男性ウケのみを意識した作品が、果たしてエロ本以外にあっただろうか?」くらいの作品です。

真面目に読んでいると疑問符だらけになることもしばしばですが、マンガ好きの間では本作をパロった表現もよく聞きますね。「アメトーーク!」は笑わせてもらいました。

あからさまに笑わせようと思ったボケ&ツッコミという感じではないので、ギャグ漫画が好きじゃない人でも楽しめると思いますよ。…ちょっと絵が鬼門ですけど。

魁!!男塾 第1巻

 

ハチワンダイバー(全35巻)

賭け将棋にスポットを当てた作品で、将棋盤の81マスに潜るという意味合いからハチワンダイバーです。…非常に秀逸なネーミングだと思いませんか?

第1巻の表紙がメイドということもあって、少しおかしなマンガと思うかもしれませんが、そんなことはありません。…いや、おかしなマンガかな。主人公が棋士になれなかった過去とか、負けから始まるマンガってのがいいですね。

タイトルにもあるように、秀逸な言い回しも光ります。あと将棋ってお堅いイメージがありますが、本作はギャグも面白いので将棋のルールを知らなくても興味があるならオススメしたいです。

ハチワンダイバー 第1巻

 

GANTZ(全37巻)

「物語が開始して間もなく主人公が死亡→謎の世界に死者と思われる人たちが集まって、得体の知れない生物と戦う」という胸熱な展開を迎える作品です。

所々にCGが使われていて、いかにも近未来的な要素も漂わせていますが、物語の導入に「なにコレ感」がハンパ無いので、多くの読者が一気に引き込まれると思います。

ちょっとしたエロ&グロも適度なスパイスとなっていてイイ感じですね。苦手な人でも大丈夫なレベル…だと思います。

GANTZ 第1巻

 

アイシールド21(全37巻)

日本ではお世辞にも人気スポーツとは言い難いアメフトを取り上げたマンガですが、メチャクチャ面白いですよ。「アメフトかぁ~」って言った人ほどハマる傾向にあるような気がします。

少年ジャンプの一時代を担ったと言っても過言ではなく、友情・努力・感動を兼ね備えた超王道のスポーツ漫画と言っていいでしょう。そして結構泣けます。

絵も綺麗で躍動感もバッチリ!アメフトってデカい人たちのスポーツだと思ってましたが、貧弱そうな主人公が自分の武器で戦う点も大きな見所です。

アイシールド21 第1巻

 

花より男子(全37巻)

珍しく少女漫画からエントリー。多くの少女漫画が10巻前後、長くても20巻以内に完結しているにも関わらず、本作は全37巻の大ボリュームを誇っていることからも、その人気の高さが伺えるのではないでしょうか。

その人気は日本だけに留まらず、韓国や中国でも実写化されたほどです(イケメン商法のような気もしなくもないですけど)

少女漫画の主人公ってどちらかというと大人しくて、その友達がズケズケ言うようなイメージがありますが、本作の主人公は男勝りな部分があるので男性読者でもすんなり読めるかと。

花より男子 第1巻

 

らんま1/2(全38巻)

バトル×恋愛×ギャグの何でもござれな大人気マンガです。昭和50年代に生まれていれば本作がドンピシャではないでしょうか(上は「うる星やつら」で、下は「犬夜叉」かな)。

もう20年以上前の作品ですが、その魅力は色褪せていません。今読んでも普通に楽しめるのが高橋留美子クオリティです。

登場人物も個性が強くて魅力たっぷりなキャラクターばかりですし、水をかぶって性別が変わるって発想はズバ抜けてますね。「何リットルくらいで性別が変わるんだろう?」とか「お湯と水の境界って何℃なんだろう?」とか考えだしたら、もはや立派ならんま病。

らんま1/2 第1巻

 

今日から俺は!!(全38巻)

転校というターニングポイントを使って不良化した2人組のドタバタコメディーです。この2人がすごくタイプの違う2人なのですが、とにかく息の合ったコンビという感じで見ていて面白いんですよね。

「お茶にごす。」「道士郎でござる」などでも有名な西森博之氏が繰り広げる日常のギャグシーンは、とても見応えがありますよ。思わずクスッとさせられてしまいます。

ヤンキー漫画があまり得意でないという読者層もいるかと思いますが、本作であれば問題ありません。

今日から俺は!! 第3巻

 

新宿スワン(全38巻)

裏社会を描いた作品は多く存在しますが、スカウトに焦点を当てた作品というのは珍しいのではないでしょうか。世の中には「なんでそんなにお金稼げるの!?」という仕事が山ほどあるわけで、本作ではスカウトの懐事情が垣間見えます。

もちろん危険な場面もあって、とにかく周りにナメられてはいけない仕事というのが伝わってくるんです。命がいくらあっても足りないと思うような場面も少なくありません。

本作には、学校では教えてくれない世界が描かれていました。アングラっぽい雰囲気が好きな人はどうぞ。

新宿スワン 第1巻

 

TOUGH-タフ-(全39巻)

格闘漫画において、少年漫画が刃牙なら青年漫画はタフじゃないかと思っています。本作は高校鉄拳伝タフに次ぐ2作目です。

個人的には「刃牙があんなに流行っているのに、なぜタフはそこまで流行ってないんだろうか」と思う部分もあるんですよね。筋肉の隆起とか惚れ惚れしますよ。

主人公TUEEE的な作品ですが、複雑な家庭環境があったりもして、最初の1巻を読めば一気に引き込まれてしまうんじゃないかと。前作を読んでいれば尚楽しめますが、本作からでも問題ありません。

TOUGH-タフ-(全39巻)

 

ANGEL VOICE(全40巻)

不良×サッカーの熱血コラボが光るサッカー漫画です。不良ならではのフィジカルの高さやメンタルの強さが土台になっていて、とにかく熱い!!

不良モノとスポーツのコラボと言えばルーキーズが有名ですが、サッカーは黙って待っている場面もありませんし常に走りっぱなしですから、そういう意味では本作の方が不良らしさは生きていると言えそうです。

昭和の熱血モノを思わせる雰囲気もあるので、学校の部活動などで普通に体罰があった時代を生きた大人の読者にもオススメですよ。

ANGEL VOICE 第1巻

 

他の巻数別オススメ作品まとめ

サクッと読める!全3巻以内完結でオススメの面白いマンガを紹介する – はてなの果てに。

手軽で読み応えもバッチリ!全5巻以内完結のオススメマンガ – はてなの果てに。

これを読まないのは損!!全10巻以内に完結したオススメ漫画を紹介する – はてなの果てに。

読み応え十分!!全20巻以内に完結するオススメの面白いマンガたち – はてなの果てに。

まさに名作揃い!全30巻以内に完結するオススメの面白いマンガたち – はてなの果てに。

 

最後に

40巻近くともなると、かなりの長編漫画です。最近は人気作品だと普通に60巻、70巻を超える作品も多々でてますけど、一昔前の長編漫画はこのあたりだったと思います。

ゆえに人気作品だらけで、まさに神作品の宝庫と言っていいでしょう。気になった作品があったら、ぜひチェックしてみてください。

 

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