『10分どん兵衛』って流行ったじゃないですか?本来であれば、お湯を注いで5分待ってから食べるのが最適とされている日清食品のどん兵衛を、あえて10分経ってから食べるという手法です。
芸人?ミュージシャン?俳優?マルチな才能を発揮しているマキタスポーツさんが発見したとされる『10分どん兵衛』ですが、当時ネット上はもちろん、様々な場所で話題になったと思います。
私も当時、ここぞとばかりに食べてみたのですが、普通に「美味しい美味しい」と言いながら食べただけで、特に感想とか残してなかったんですよね。それを今になって後悔し始めました。
というわけで今回は、10分どん兵衛の感想を述べるとともに「10分赤いきつねも美味しいんじゃないの!?」という疑問を解決したいと思います。
10分どん兵衛とは?
忽然と姿を現した
あるとき、スーパーのカップ麺コーナーにこんな張り紙がされてたんですよね。最初「え!?なになに!?」と野次馬根性丸出しで近付いていったのを覚えています。
当時は確かペヤングが復帰して間もなかったような気が・・・。いずれにしても「今度は日清が何かやらかした!?」と思ったら『10分どん兵衛』の告知でした。
開発者はマキタスポーツ氏
テレビで俳優業や音楽活動などマルチに才能を発揮しているハゲタレントのマキタスポーツさんが発見したようですね。それがTwitterなどのSNSで拡散されたということなのでしょうか(時系列及び細部情報はわかりませんでした。すみません・・・)。
いずれにせよ日清が『お詫びの文書』を発表し、かつ公式サイトにて、マキタスポーツさんとどん兵衛の担当者の方が会談をしている様子などがアップされています。
この会談でマキタスポーツさんは「日清さん、怠慢ですよ!」と言い放ってるんですけど、なかなか面白いことするなーって思いましたね。日清側もシャレがわかってるというか、さすがだなぁと。
5分→10分
どん兵衛には『調理方法』なるものが記載されています。そこには赤文字でハッキリと『5分』と書いてありました。正確に守る人もいるでしょうけど、大体の人はタイマーなんか使ったりせずに感覚で食べ始めるんじゃないでしょうか。
ここを「10分経過してから食べる」というルールにしたのが『10分どん兵衛』です。私は完全に適当で、早く食べ始めたり遅く食べ始めたり・・・。しかし、倍の時間を放置するということは経験がありませんでした。
多くの人は「麺が伸びてしまう」ということを懸念して、長時間放置はしないはずでしょうけど、果たしてどうなんでしょうか。
10分どん兵衛、実食
通常のどん兵衛と並べて撮影すれば、外観でも見た目の違いがわかったんですかね。少なくとも「明らかに伸びててマズそう」ということはありません。
ただし、麺が太くなっているような感じは、ひしひしと感じます(カップ焼きそばを30分放置したときは、麺の1本1本がホースみたいになってましたけど・・・)。
肝心の味の方はと言うと、格段に違うのは『歯応え』ですね。もちもち感というかツルツルした喉越しに変わります。アツアツが好きな人や固麺が好きな人には受け入れがたいかもしれませんが、気持ち的に味が染み込んでいるような気もしなくもないので、個人的には「普通にアリ」だと思いますよ。
ダシを吸っているせいか満腹感も大幅に増しているので「カップ麺1つじゃ物足りない!」といって、おにぎりを1個付けているような人もお腹がいっぱいになるかもしれません。
10分どん兵衛 天ぷらver
簡単な紹介
確認の意味を含めて、紺色のパッケージが特徴的な『鬼かき揚げ天ぷらうどん』で、再挑戦してみました。緑の『おあげ』もいいんですけど、たまにサクサクした天ぷらも食べたくなります。
まぁ普通のどん兵衛が美味しかったんですから、こちらが美味しくないわけがないでしょう。もしかするとサクサクとの対比も相まって、メチャクチャ美味しくなるかもしれません。
実食
見た目はこんな感じです。このあと、天ぷらと揚げ玉、七味を入れて食べました。あ、天ぷらをベチャベチャにするかサクサクのままにするかで悩むという人は、揚げ玉を入れるのをオススメします。そして、天ぷらはサクサクの状態で食べましょう。
大まかな感想は、通常どん兵衛のときと一緒です。満腹感をすごく感じました。想像以上に、天ぷらとのギャップが面白くて、これはこれで成立していますね。
赤いきつね
どん兵衛のライバルと言えば
幼少の頃「どん兵衛食べたい!」と母親に頼むと「どん兵衛って言われても、お母さんわからないよー」って言われて、子供ながらに「緑色のパッケージのうどん!」と説明すると『緑のたぬき』を買ってこられるという苦い思い出が蘇ります。
当時は「なんでこんなややこしいことするのかなぁ」と思っていましたが、ライバル意識した故の結果なのかもしれませんね。日清とマルちゃんがお互いをライバル視しているかどうかはわかりませんが、私の中ではライバルだと思っています。
10分赤いきつね
「10分どん兵衛がアリなら、10分赤いきつねもアリでしょう!」って思いませんか?
似たようなって言ったらアレですけど、ここまでどん兵衛にスポットが当たり過ぎて、逆に赤いきつねにスポットがあたらないっていうのが、非常に気になってきました。
もしかしたら「普通のきつねよりも3倍美味しくなる」かもしれませんよ。
10分赤いきつね、実食
どちらかと言うと、こっちはあまり外観に出ないような気がします。明らかに平べったいままの麺ですね。どん兵衛の時と比較すると、味も染みこんでいるというような感じはしませんでした。
味に関しては、まぁ普通に美味しかったです。全然、マズイということはありません。でも、普通のものとあまり変わらないような・・・。残念だったのは「普通のものと比べられるほど、赤いきつねを頻繁に食べていない」ということでしょうか。
最後に
10分どん兵衛も10分赤いきつねも、どちらも美味しいことに変わりはありませんが、じゃあ「待った分、美味しくなってるか?」と聞かれたら、首を傾げざるを得ません。
普通に食べても十分おいしいですし、そもそも3~5分で食べられるというのがカップ麺の大きなメリットだと思うんですけど、どうなんでしょうか。私は通常のカップ麺1個では足りないので、たまには時間をおいて食べてみようと思います。みなさんも是非、試してみてください。
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