韓流ドラマというのは、日本のドラマには無い世界観というか、独特の雰囲気を持ったものが多いような気がします。
日本人だと照れを意識するようなシナリオや演出が、しっかり再現されていると言うんでしょうか。とにかく、日本のドラマには見られないような魅力が多々あるんです。
私は、パチンコの『冬のソナタ』が大好きな父親と、とにかく韓流ドラマが大好きな母親の影響を受けてきました。リビングでは常に何かしらの『韓流ドラマ』が流れていたので、自分でも知らない間に随分と詳しくなってしまったんですよね。
というわけで今回は、私の独断と偏見で『面白い韓流ドラマをランキング形式で紹介する』というテーマで進めていきたいと思います。
※ランキングは徐々に増やしていく予定です。それに伴い、気分的なもので順位が変動するかもしれませんので、その点についてはご了承ください。
14位 フルハウス
海辺の一軒家“フルハウス”に暮らすハン・ジウン(ソン・ヘギョ)は、友人のドンウクとヒジンに騙され、1人で上海旅行へ行く。
機内で俳優イ・ヨンジェ(RAIN(ピ))の隣の席になり興奮するが、飛行機に酔ってヨンジェのシャツに吐いてしまい、最悪の出会いに…。
(Amazon)
ストーリーどうこうではなく、舞台となったフルハウスはもちろん、その周辺のロケーションが素敵で評価したいと思いました。これを見たら「フルハウスに住みたい!」ってなります。
内容は『王道のラブコメ』と『ツンデレ』の応酬ですが、好きな人は好きな作品だと思います。個人的には、もうちょっとアクというかクセのある作品が好きなので、本作品はこの順位です(どっちかと言ったら、アメリカの『フルハウス』の方が・・・)。
初めて見たとき『ピ』だの『ペ』だの「韓国の俳優さんの名前って、すごくインパクトが強いなぁ」と思いました。
13位 美男(イケメン)ですね
シスターになるため修道院で修行するコ・ミニョには双子の兄であるミナムがおり、その兄は行方不明の母を探すために歌手になるという夢が叶い、大人気イケメンバンド・A.N.JELL(エイ・エンジェル)の新メンバーとして加入するはずだった。しかし、ミナムが整形に失敗してすぐさまバンドへ合流できなくなってしまったため、困ったマネージャーのマ・フニ室長から「3か月だけ兄の代わりをしてくれないか?」と頼まれる。
困惑しながらも、兄がバンドに加入した理由を知ったミニョは髪を切り、女であることを隠してミナムとしてA.N.JELLに加入することを決めた。そんな中、ミニョはメンバーのファン・テギョンに恋をしてしまう。
(Wikipedia)
個人的には、特筆すべき点がないような普通のストーリーだと思いますし、むしろ単純と言うべきだと思うのですが・・・。なぜランキングに入れたかって?入れないと怒られるからですよ!!!(←誰に!?)。
本作品の魅力は、ストーリーどうこうよりも『A.N.JELL』4人の魅力じゃないかと思います。それぞれの個性がしっかりと生きていますし、なによりチャン・グンソクのツンデレ感、アレは反則でしょう。
日本版の作品も出ているくらい、大きな反響を呼んだ韓流ドラマです。
12位 アクシデント・カップル
平凡な郵便局員と韓国トップ女優が結婚!?6ヶ月の契約結婚の結末は・・・平凡な郵便局員ク・ドンベク(ファン・ジョンミン)は大ファンである韓国トップ女優ハン・ジス(キム・アジュン)の交通事故を目撃してしまう。 同乗していたのは恋人のガンモ(チュ・サンウク)であった。
スキャンダルを恐れたガンモはその場から立ち去り、そこに居合わせたドンベクがジスの車を運転していたことに! その日の写真が新聞に掲載されると、地味だったドンべクの存在が激変!!その後、ガンモとの熱愛説を隠すためにドンベクとの6ヶ月間の契約結婚生活を頼まれる。ジスを助けたい一心で、その提案を受け入れるが…。 3人の恋の行方はいったいどうなる!?
(Amazon)
非常に受け入れやすい世界観を持った韓流ドラマだと思います。口うるさい姑が出てくることもなければ、病気で生き別れてしまうと言った『切なくもありがちな背景』もありません。
こういうのって「冴えない男」と言いつつも、イケメン俳優の頭をボサボサにして眼鏡をかけさせる程度じゃないですか?そういう意味でも、本作品は大きく評価したい・・・いや、されるべきドラマだと思いますね。
個人的な感想にはなってしまいますが、非常に感情移入しやすいラブコメでした。
11位 コーヒープリンス1号店
幼い頃に父親を失い、一家の大黒柱として家計を支える女の子ウンチャン。 なりふり構わず働き、外に出れば男性と間違われることはしょっちゅう。訳あってまとまったお金が必要となったウンチャンは、イケメン男性しか雇わないカフェ“コーヒープリンス1号店”で男性店員として働くことに。
一方、ハンギョルは頭がよく気も回るが、他人に対して関心がなく、浮き草のように漂う個人主義者。留学先から帰ってきたところ、 大会社を経営する祖母からつぶれそうなカフェ“コーヒープリンス1号店”の社長をするよう命じられる。男として働くウンチャンに惹かれ、ゲイかもしれないと悩むハンギョル。ふたりの恋の行方は?そしてコーヒープリンス1号店の運命は?
(Amazon)
こういうのって一定周期で流行りますよね。日本のドラマでも、似たようなのが結構ありましたし。一部では『ボーイズラブ』って言葉も生まれるくらいですし。
この『コーヒープリンス1号店』は、韓流ドラマではあまり見ることがないタイプの恋愛観を描いた作品です。お互いが結ばれるための障害も比較的小さく、終始デレデレしているようなイメージと言っていいでしょう。
結末には賛否両論ありそうな作品ですが、良く言えば「余韻のある終わり方」で、悪く言えば「うやむやな感じの終わり方」と言うのでしょうか。
個人的には全体的にハッピーな感じなので、この終わり方もアリではないかと思っています。
10位 冬のソナタ
ヒロインのチョン・ユジンは、高校時代に転校生としてやってきたカン・ジュンサンに恋心を抱く。だが、彼は交通事故で死んでしまい、ユジンには深い心の傷が残った。
時が経ち大人になったユジンは、幼馴染で自分のことを強く愛してくれているキム・サンヒョクと婚約。気心が知れた二人は仲がよく、家族同士も交流があり、暖かな家庭を築くことになるはずだった。
そこにカン・ジュンサンと瓜二つのイ・ミニョンが現れる。
伝説的なヒットを飛ばした『KING OF 韓流』です。もはや説明は必要ないでしょう。この作品以前からも一部では韓流が流行りつつありましたが、間違いなくブームの火付け役になったのは本作品です。
ところで、通常のDVD-BOXでは「意外と重要なシーンがカットされている」ということはご存知でしょうか?双方を見比べてみると「なんでそこをカットしたの?」と言いたくなるような場面も少なくありませんでした。
今一度、冬のソナタを視聴したい場合は、間違いなく『ノーカット版』がオススメですよ。
9位 私の人生の春の日
両親が経営する病院で臨床栄養士として働くイ・ボミ(スヨン)。父の右腕でもある心臓外科医カン・ドンウク(イ・ジュニョク)とは結婚を約束した仲だ。5年前に心臓移植手術を受けて一命を取り留めたボミは、ドナーに感謝しながら毎日明るく一生懸命に生きている。
ある日、ボミはスーパーの精肉コーナーでカン・ドンハ(カム・ウソン)に悪徳卸業者と誤解され、大喧嘩をしてしまう。ドンハの一言に傷ついたボミは休暇を取り、ドナーが暮らしていたという牛島へ。同じ頃、ドンハも亡き妻スジョン(ミン・ジア)の命日に合わせて、牛島に向かっていた。海沿いの店で、偶然ドンハの娘と息子を目にした瞬間、なぜか涙を流してしまうボミ。
紆余曲折の末、ドンハの家に泊まることになったボミはしだいにドンハと打ち解け、子どもたちもすっかり彼女に懐く。ソウルに戻ったドンハは、ボミが弟ドンウクの婚約者であることを知り、一抹の寂しさを覚える。一方、ドンウクは、ドンハと子どもたちのことを気遣うボミの様子に不安を抱き始める。5年前、ボミに移植されたのは、ドンウクの初恋の人でありドンハの妻であるスジョンの心臓だった。ボミとドンハはこの偶然を知らないまま、スジョンの心臓の記憶に導かれるように惹かれ合っていくが――。
(Amazon)
「どっかで見たことあるコだなぁ・・・」なんて思っていたら、少女時代のスヨンでした。持ち前のアイドル感を全面的に出してくるかと思いきや、ドラマ自体は何やら重いテーマっていうね。
臓器移植がテーマになっているヒューマン・メロドラマです。所々、腑に落ちない部分こそあるものの、前半はともかく後半は涙無しには見れないと思いますよ(腑に落ちない部分というのは、ネタバレしてしまうんですけど最終話のアレですよアレ)。
最初から最後まで一貫して純愛ストーリーなのもgoodです。心が揺さぶられるほどのピュアな恋愛観にに引き込まれてしまうこと間違いないでしょう。
8位 宮廷女官チャングムの誓い
朝鮮王朝(李氏朝鮮)第10代国王・燕山君(ヨンサングン)の生母・尹(ユン)氏毒殺に関与したとして誅殺された軍官(武官と訳されている。以下同じ)・徐天壽(ソ・チョンス)と宮廷内の混乱の中で陰謀を知ってしまったために謀殺された宮女(女官と訳されている。以下同じ)・朴明伊(パク・ミョンイ)との間に生まれた娘・徐長今(ソ・ジャングム)が母の遺志(水剌間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)になり、最高尚宮だけに伝えられる秘伝の書に母の無念をつづることを叶えるため女官となるが、謀略により宮廷料理人から一度は奴婢の身に落とされる。
しかし医女となり宮廷に復帰、母の夢・最高尚宮を経て、ついには王の主治医になり、”大長今”(テジャングム)の称号を与えられるまでを描いたサクセスストーリーである。
「悲しんではだめ、泣いてもだめ、簡単に諦めてもいけません」との母の教えを一生にわたって守り抜き、母の親友とは知らずにハン尚宮のもとで修業をし、尊敬・信頼関係で結ばれ、親友である李連生(イ・ヨンセン)との友情を育み、ライバルの崔今英(チェ・グミョン)との料理対決、閔政浩(ミン・ジョンホ)との恋愛を通し、数々の策謀に翻弄されつつも強く生き抜こうとするチャングムの姿を描きながら、華麗な李氏朝鮮文化や韓国宮廷料理の数々、当時の朝鮮の医術も紹介されている。
ただ大きく見れば、「勲旧派」としてのオ・ギョモ、チェ・ソングム(チェ尚宮→チェ女官長)、クミョン派 VS 「士林派」としてのチョンホ、ハン・ペギョン(ハン尚宮)、チャングム派の壮絶な権力闘争ドラマとも言え、かかる権力闘争がある種の「魅力」ともなっている。
(Wikipedia)
料理や医学など、専門的な知識が大量に詰め込まれていて、楽しみながらも勉強になるのが本作品です。数多く出ている韓流ドラマの中でも、かなり王道で有名な作品ではないでしょうか。
韓流ドラマの中では数少ない「パチンコ機にタイアップされた作品」の1つでもあります。その人気はまさに、非常に大きなものと言っていいでしょう。
美味しそうな宮廷料理はもちろん、衣装や宴の華やかさなどの『ストーリー以外の部分で楽しめる要素』も満載です。1つの作品で何度も美味しいと思うので、多くの方にオススメします。
7位 ビッグマン
韓国屈指の財閥の御曹司ドンソクには緊急の心臓移植が必要だった。 父親はジヒョクという孤立無援の男を長男に迎え入れ、ドンソクの心臓提供者にしようとするが、 手術目前にしてドンソクは目を覚ましてしまう。
結果的にドンソクは財閥の跡継ぎとして系列会社の社長に就任する。 人生のどん底から、訳も分からず頂点へと立ったジヒョクだが、そこで彼が見たのはあまりにも不条理な現実、 見つけたのはそんな中でも彼を助けようとするミラの愛情だった。様々な思惑、愛が交錯する中、ジヒョクは正義感のみで現実へと立ち向かっていくが・・・。
(Amazon)
なかなかぶっ飛んだストーリーで、思わず原作はマンガか何かだと思ってしまったくらいに『とんでもストーリー』が展開されます。それにしても、物語序盤のダーク感は相当なものですよ。本作品の大きな魅力は爽快感と言っていいでしょう。
因果応報というか、悪いことをしたらバチが当たるというか・・・。悪役が痛い目に遭うのは、見ていて爽快ですね(役で演じているというのは重々わかっているつもりなのですが・・・)。
どん底人生を送っていたジヒョクでしたが、キッカケを掴んでからは正義感一つでチャンスをモノにし、そしてビッグマンへと成長していきます。
知らず知らずのうちに「ジヒョク、頑張れ!」と拳を握ってしまったり。とにかく「正義は勝つ」という王道が好きな方にオススメです。男目線で見てもジヒョク、かっこいいっす。
6位 ラスト・スキャンダル
初恋相手がトップスターに!? 今は全く違う境遇にある男女が20年ぶりに再会、初めはぎくしゃく しながらも次第に惹かれあっていく2人をテンポ良く描く。まだ若かった高校時代の初恋の美しい思い出。しかし今はオバサンパーマに黒縁メガネ、早期閉経を迎えてしまい、主人は事業に失敗し逮捕 、姑には小言を言われる毎日。
オバサンになった”かつての美少女”がトップスターになった初恋の相手と再会し、恋をするうちに美しくなってゆく!ファンタジーとリアリティーで爆笑を誘う史上最大 のスキャンダル・ラブコメディ!
(Amazon)
とにかく「胸キュンしたい!」という方にオススメのドラマです。『アラフォー女性』にスポットが当たっていますが、シンデレラストーリーに憧れている若い女性が見ても、楽しめるのではないでしょうか。
19歳の頃の初恋が20年の時を経て復活するなんて「まぁ現実的にどうなの?」っていう部分はあるかと思いますが、ハッキリ言って十二分に成立してますよ。
笑い・涙・感動、全てを兼ね備えた作品です。個人的には「嫌な奴が出てこない」という部分でも、大きく評価しました。そして、すべての女性にオススメしたいと思います。
5位 千日の約束
2人の再会は運命だった。 ジヒョンには親の決めた婚約者がいたが、幼い頃知り合ったソヨンと再会し、周りの目を避け愛し合うようになる。しかし、ジヒョンの結婚式の日取りが決まり、彼と釣り合う家柄でないソヨンは身を引く。 ジヒョンはソヨンに未練を残しながらも、親を裏切ることが出来ず結婚へ向け準備をしていった。
一方、ソヨンは彼との連絡を断つが、度々あった物忘れが生活に支障をきたすようになり、病院で検査を受ける。 検査結果は“アルツハイマー型認知症”。ソヨンは、それを認めることができず、誰にも言うことができないでいたが、弟ムングォンと従兄のジェミン知られ、ジヒョンも病名を知ることとなる。 これをきっかけにジヒョンはヒャンギとの婚約を破棄、両親の反対を押し切りソヨンのもとへ行くが、ソヨンは、愛する人に迷惑をかけたくないと頑なに拒否。
しかし、車を運転中に道がわからなくなりパニックになったときに唯一思い出したのは、他の誰でもないジヒョンの連絡先だった。ソヨンは、彼に寄りかかる決意をする。ジヒョンの両親に反対を受けながらも結婚する2人。まるで認知症なんて大した事はないというように幸せな新婚生活を送るが、ソヨンの病状は悪化し続けていった…。
(Amazon)
心から「運命って残酷だなぁ」と思いました。そして「無償の愛」の意味を知るというか・・・。とにかく終始、重いテーマで淡々と話が進んでいきます。
現代社会において『認知症』というのは、生きていくうえで切っても切れない関係にあると言っても過言ではないので、なんか他人のように思えなかったという部分も、本作にのめり込んでしまった要因の1つだと思います。
驚くべき展開もありませんし、どんでん返しもなく、あくまで想像通りの物語ですが、それでも魅了するなにかが本作にはあるんでしょうね。
4位 彼女はキレイだった
子供の頃、美人で優等生だったヘジンは成長して残念な容姿になってしまい、何をするにも冷遇され就職活動も上手くいかない日々。 そんなある日、ヘジンのところに一通のメールが届く。それは、子供のころ太っちょでいじめられっ子だった親友であり初恋相手のソンジュンからだった。 15年ぶりにソンジュンと会うことになり胸を躍らせるヘジンだったが、待ち合わせ場所に現れたのは完璧なイケメンに成長したソンジュンだった! 自分の残念な姿を見せる勇気がなく、気後れしたヘジンはとっさに身を隠し、大親友で超美人のハリに自分のふりをして欲しいと代役を頼むが…。 後日、ファッション誌の編集部で働くことになったヘジン。しかし、そこに新しい副編集長としてやって来たのはソンジュンだった! ヘジンを同姓同名の他人と信じ込んでいるソンジュンはヘジンに容赦ないドS上司ぶりを発揮する。そんなヘジンを先輩記者のシニョクは優しく慰める。 一方、ハリはヘジンに内緒でソンジュンとのデートを重ねていく。 果たしてこの恋の行方は・・・・?
『美男ですね』などを手掛けた制作陣がお送りする超王道ラブコメディーです。初期設定こそ「日本の少女漫画でも似たような作品ありそうじゃない?」と思うようなものですが、普通に面白かったですね。
意表を突くような展開でも無ければ、本当に王道なストーリーなんですけど、ドキドキ感と応援したくなる感じは流石です。
見ているだけで元気を貰えるようなストーリーなので、見る人を選ばず万人受けするんじゃないかと思います。韓流ドラマの入口としてもオススメしたい作品の1つです。
3位 IRIS(アイリス)
特殊部隊の隊員・キム・ヒョンジュンは、軍部の命令で大学院へ通う最中、偶然出会った女性・チェ・スンヒに一目惚れする。一方、ヒョンジュンの親友・チン・サウも地元の先輩からの紹介でスンヒと知り合い、彼女に一目惚れしてしまう。
ある日、ヒョンジュンとサウは謎の男達に突如連行され、過酷なテストを受けることになるが、共に無事合格し、国家安全局(NSS)の要員として働くことになるのだが…。
しばらく経って、ある任務がきっかけでペク・サンの裏切りによりヒョンジュンとサウが敵対し、サウは「アイリス」という秘密結社に入る。さらにはスンヒもアイリスに関係することになり、ヒョンジュンは「アイリス」の実体解明と陰謀を暴くこと、裏切り者サンへの復讐を誓う。
(Wikipedia)
とにかく規模が大きいドラマです。総製作費15億って・・・ほぼ映画じゃないですか。韓国ドラマの常識を破ったスパイアクションとして、非常に有名な作品です。
イ・ビョンホン主演なので、韓流を全く知らないという人にとっても馴染みのある顔だと思います。ちなみに、日本でもTBSで2010年に放送されていました。そうやって考えると、結構すごいことですよね。
基本的に『裏切り』と『恋』が絡めば、それなりの作品になるでしょうし、ここに『復讐』が付いてるんですよ。そして15億円も投入されているわけですから、面白くないわけがありません。
韓流ドラマと聞いて連想されるような『ドロドロ感』も無く、アクション要素も強い本作品は、多くの人が楽しめるドラマだと思いますよ。以前に、地上波での放送をご覧になった方にもオススメです(地上波の放送では、時間尺の関係で大幅にカットされていたため)。
2位 私の名前はキム・サムスン
少し太めの独身パティシエのキム・サムスン(漢字:金三珣)はフランス留学経験を持つ、30歳。
3年間付き合っていた彼氏ミン・ヒョヌに浮気されて、クリスマスイブにフラれ、勤め先もクビになる。失恋のショックから泣いていたところを、生意気な青年実業家ヒョン・ジノンに出会う。
ひょんなことから、サムスンの作ったケーキを食べたジノンは自らが経営するレストラン「ボナ・ペティ」に彼女を雇う。
しかし、サムスンの亡くなった父が借金の保証人になっていたことが発覚し、自宅が借金の抵当に入れられる危機に遭遇。
同じく、母親から勧められるお見合いを断固として拒否していたジノンと利害関係が一致して、5千万ウォンと引き換えに犬猿の仲であったジノンと契約恋愛をすることになる。
(Wikipedia)
2005年の作品ですが、当時は最高視聴率50%オーバーを記録したほどの超人気ドラマです。 個人的には、こういった展開の恋愛ドラマも大いにアリだと思いますが、日本の月9なんかでは、割と少ないパターンのドラマだと思います。
とにかくアラサー女性は、共感できる内容になっていると思います。これからアラサーを迎える人も楽しめますし、既にアラサーを経験済みの人も懐かしく思えるのではないでしょうか。
そして、韓国ドラマにありがちな展開でもないので、万人向けの作品になっていると言っていいでしょう。韓流ドラマという括りでなく、全体的な『ラブコメもの』として見ても、かなり上位にくる作品だと思いますよ。
本来であればDVD-BOXは上下2巻立てですが、こちらはスペシャルプライス版となっていますので、これ1枚買うだけで『私の名前はキムサムスン』の世界を堪能できます。まだ見ていない方がいたら、要チェックです。
1位 バラ色の人生
メン・スニは倹約家の主婦で、二児の母。市場では買い物の度に値切り、洋服は古着ばかり。口うるさい姑にもめげず、内職で家計を支え、酒びたりの荒んだ暮らしを送る父の面倒も見ている。
そんな中、亡き義父の愛人が押しかけて来るという騒動が。スニたちが暮らすアパートの権利書を手にした彼女は、一方的に同居することを宣言。苦労が尽きないスニに、またひとつ新しい悩みの種が増えた。
家族のため、夫のためと身を粉にして頑張る彼女を尻目に、夫のパン・ソンムンは密かに、子持ちバツイチのオ・ミジャと浮気をしていた。ある夜、ソンムンは彼女に別の男性がいることを知り怒りをぶつけるが、逆に離婚する勇気はあるのかと詰め寄られてしまう。その男性との結婚をちらつかせるミジャに、ソンムンは焦りを覚えるのだった。
そうとは知らないスニは、10回目の結婚記念日を迎え、食事の支度をしながら夫の帰りを待っていた。日付が変わる直前、ようやく帰宅した彼は、突然離婚話を切り出す…。
(Amazon)
とにかく涙なしには語れない『バラ色の人生』は、韓国で平均視聴率40%以上を叩き出した名作です。良くも悪くも、とにかく泣けます。「最近、泣いてないなー」なんて思う人は、ぜひ見てみるといいでしょう。
目から鼻まで滝ですよ、滝。「困難は乗り越えられる人間にしか与えられない」なんて言った人がいますけど、そうだとしたらスニはどれほどの人間なんでしょうか(おそらく神です)。
登場人物が本当に嫌な奴ばかりで、最初は「これのどこが『バラ色の人生』なの?」と思うはずですが、タイトル詐欺ではありません。ちゃんと最後に仕上がってますんで、大いに期待していただいて結構です。
普通の『お涙頂戴』的な流れを汲んではいますが、圧巻のフィナーレを彩るエッセンスだと思って、見てみましょう。間違いなく名作、号泣すること間違いなしです。
最後に
本当に個人的な感情でランキングを組んでしまいましたが、基本的に月サイクルで順位は変動すると思います。「もう1回、ゼロからランキングを組め!」と言われて、同じになるような自信もないですし・・・。
韓流と聞くと毛嫌いしている人も少なくないかと思います。しかし、実際見てみると面白かったりしますよ(私も嫌々見てたのですが、気付いたら新作を探したりするようになりましたので)。
何より日本のドラマとは一風変わった魅力が楽しめるので、ドラマ好きには是非とも押さえておいて欲しいジャンルの1つです。気になった作品があれば是非チェックしてみてください。