本日、気になるニュースを発見しました。なにやら「除湿器や空気清浄機を使用していての事故や火災が相次いでいる」というのです。
これまでも「長期間使用したストーブやボイラーから火が出た」などの事故はニュースで聞くこともありましたが、これらは長期間という条件が付いていたり、実際に火を使う機器です。今回の除湿器の件とは、事故の種類が違うと思うんですね。
これからの時期、除湿器の使用機会は増えると思いますし、何より私自身使っているうえに、当ブログでも除湿器をオススメしていますので、他人事ではないため取り上げることにしました。
ニュース内容
夏にかけて使うことが増える除湿機や空気清浄器の誤った使用による事故や火事が相次いでいることがわかりました。空気清浄器のコードから突然、火が噴き出します。電源プラグをさしたまま空気清浄機を移動しようとしたため、コードが断線し、ショートしたのです。製品評価技術基盤機構(NITE)によりますと、おととしまでの5年間でこうした空気清浄機や除湿機の火事など事故の報告が117件に上っていて、そのうち1件は死亡事故だということです。特に事故が多いのは5月で、夏にかけて事故が相次いでいるということです。また、事故の報告のうち、製品がリコール対象で火事になったのは27件あり、NITEは、リコール情報を確認して、異常な臭いや音がした場合はすぐに使用を中止するよう呼びかけています。(26日11:37 TBS系JNN)
あくまで『誤使用』とのこと
上記の内容をご覧いただけるとわかるかと思いますが、報告のある火事や事故が117件、このうちリコールによるものが27件で、残りの90件は誤使用が原因です。
動画をご覧になっていただけたらわかるかと思いますが、使用中(コンセントプラグを差しっ放し)の状態で機器を移動した際に、コードに負荷がかかると事故に繋がる恐れがあるというのは、なにも除湿器に限った話じゃありません。
この時期だから除湿器が多いって言うだけの話で、もう少し暑くなってきたら扇風機、寒い時期には簡易ストーブで似たような事故が増えるんだと思います。
それでも一応、確認を
「そんな誤った使い方はしない!」という方も、せっかくですから、お手持ちの加湿器のお手入れついでに『メーカーのホームページ』をご覧になってみてはいかがでしょうか?
万が一、リコールが出ている可能性もなくはありません。なにより、除湿器のような季節ものに関しては、常に気を配りながらの情報収集が難しいと思います。メーカーのホームページなんかも眺めてるとお役立ち情報みたいなものが書かれていたりして、結構楽しいですよ。
対策
使用法を守る
正しい使用法を守るのは、ユーザーとして当たり前の行動です。ただし「使用しながら機器の移動をする」というような極端な例でもないと、意外と『やってはいけないこと』っていうのは知らなかったりすることも多いと思います。
最近の家電製品は説明書もしっかりした作りになっているものが多いため、ついつい面倒になって読むのを敬遠してしまいがちですが、しっかりと目を通すようにしましょう。
製品情報をこまめにチェックする
使用している電化製品に関しては、こまめに新着情報がないかどうかをチェックすることが有効です。一流メーカーの製品がリコールを発表したとなればニュースでも流れるかと思いますが、たまたま見落としてしまうことも大いに考えられます。
上記の消費者庁のサイトでは、なんらかのリコールが出た際の情報を簡単に一目で手に入れることが可能です。こういった便利なサイトもありますので、こまめにチェックする習慣を持つことで、より安心して機器を使用することができるようになるでしょう。
手入れを怠らない
大体「おかしいなぁ・・・」と感じる違和感のほとんどがニオイや音によるものです。その小さな違和感に気付くためには手入れを怠らないことが重要だと言えます。
もし手入れをろくにしていなかった場合「フィルターなどの手入れをサボっていたせいで、ニオイが変だったことに気付きませんでした」ということも、往々にして考えられるでしょう。
手入れできる部分はこまめに手入れしてあげることで、機器が常にパフォーマンスを発揮できる状況を作ってあげることが重要です。
最後に
今回は除湿器がフューチャーされての注意喚起でしたが、何度も言うように使用法は正しく守りましょう。今回の一件に関しては、ほぼ全ての電化製品で同様のことが起こり得ます。
技術も非常に進化していて、より便利に、そしてより安全になっている物がほとんどですが、電気を使用している以上、なにかあってからでは遅いという事実を忘れずにいたいものです。
一応、私も使用していて、当ブログでも紹介しているコロナ製の除湿器に関してはリコール出てませんので、ご安心ください。それでは、皆さんも使用法には十分気を付けましょう。