毎年、甲子園の時期になると無性にプレイしたくなる栄冠ナイン。自分が高校野球の監督になって、野球部を甲子園に導く『栄冠ナインモード』ですが、安定の面白さです。
難易度は若干マイルドになったような気もしますが、パワプロ2016の栄冠ナインについて、ある程度の内容を掴んだのでレビューしたいと思います。
通常時
操作性
前作同様、日程を進める際のモッサリ感は否めません。リモートプレイをすると更に重たくなります。スゴロクは簡易的にプレイできるパターンも機能として備えてくれたら、リモートプレイに最適だったんですけどね。
個人的にはそこまでイライラしないので横になりながらのリモートプレイがデフォですが、気になる人は気になるかも・・・というレベルです。
イベント
まんま前作と一緒のような気がします。少しくらい追加要素を入れてくれても良さそうですけど・・・。
(チーム登録できるようになったと言っても元々あった機能ですからね)
試合時
ゲームバランス
前作のときから言われていることですが、神の見えざる手のようなものの影響がすごいです。陰でものすごく調整されているような気がします。
打線に関しては勢いという部分も大きいので、昨年の甲子園出場校が地区予選で負けるとかは気にしないのですが、相手の2桁背番号のピッチャーが剛速球を投げてくるのは、なんとかして欲しいです。
それから毎回思うんですけど、コマンドの数字は関係あるんでしょうか?⑤でもいい結果はあまり残してくれないので、個人的にはジャンケンのようなものだと捉えています。
走塁
今作をプレイしていて非常に気になりました。(前作はちょっと覚えてないです)内野を抜けたゴロを外野も後逸した場合なのに走らないことが多々あります。他にも、走れるタイミングで走らないことが多いです。
一定の走力になれば減ったので、もしかするとD以上じゃないと走らないとかそういう仕組みなのかもしれません。
(2016/07/01追記)
思った通り、走力のパラメータに大きく影響されます。走力が高ければしっかり走りました。
難易度
非常に難しい
適当に育成して、適当に指示を出しているだけでは全く勝てないくらいの難易度です。パワプロ2016におけるトロフィーを全て集めるには、栄冠ナインにおいて『通算1000勝』や『全てのブロックで甲子園制覇』などの鬼門が多数用意されています。
やり応えは非常にありますが、あまりに勝てない年数が続くと心が折れてしまうので、その辺は注意が必要と言えるでしょう。
最後に
パワプロにおける醍醐味の1つ『栄冠ナイン』なんですが、前作と比べて大きな変更点はありません。自分で操作している以外の部分で大量失点するなど、少しやりきれない感はありますが、楽しめると思います。
ただし、栄冠ナイン目的での購入であれば前作でも充分です。たぶん、もうちょっとやったら飽きるんでしょうけど、甲子園の時期が来たら、またプレイしたくなるんだと思っています。