パワプロ2016のマイライフを30年間プレイしてみた

 

遂にパワプロ2016のマイライフで、1選手の野球人生を30年間やりきりました。

後半はあることがキッカケでほぼ惰性によるプレイでしたけど、全編を通してなかなか楽しくプレイできたので、マイライフの魅力を含めて書いていきたいと思います。

 

目次

30年間と言う期間

これまでは最長20年間

これまでのシリーズでは最長20年間だった期間が、今作から10年間延長されて30年間のプレイが可能になりました。

正直、これまでも20年での引退は物足りない感があったので、長期プレイについてはずっと実装されることを夢見ていましたが、ここに関しては満足です。

 

歴代記録に手が届く

30年間あれば、歴代記録にも手が届きます。

20年間で3000本ヒット打とうと思ったら、年間150本なので『そこそこ現実離れした成績』を残さないと無理ですが、30年間もあれば多少ケガもできますし、入団してからの2軍生活が長くても問題ありません。

 

次回作で削られないことを祈る

よくあるのが『前作で好評だった機能を削る』ということです。アレンジもそうなんですが、大々的に復活と言いたいのか「なんでこれを消した!?」って思う部分を削ってくることが少なくありません。

次回作で20年に戻る可能性も重々あるので、ここは30年のままでいってほしいと思います。

 

家族

恋人候補

 

サクセスの彼女を含め全9人でしょうか。恋人候補はその中から選べますが、それぞれプロポーズの条件が異なるのは面白いと思います。

連絡先の交換をするかどうかはさておき「恋人候補の人数はもう少し多くても面白いのかなー」と思いました。まぁ野球ゲームなんで、あまりここに力を入れるわけにもいかないんでしょうけど。

 

ちなみに私は「最初の女子アナが寿退社して、新しい女子アナが出現する!」と思ってずっと待ってたのもあり、婚期が少し遅れてしまいました。強制的に恋人と出逢えるアイテム『赤い糸』は便利で良かったと思いますね。

【関連記事】

【パワプロ2016】マイライフの彼女・嫁候補【攻略】 – はてなの果てに。

 

プロポーズ

 

何年経っても新人女子アナが入社してこないので、なんとなく十六夜さんを選びましたが、いつまで経っても結婚してくれないうえに、挙句の果てに渡米する始末。本当に散々でした。

結婚の条件がどうやら『年俸5億円以上』だそうで、普通にリアルプレイをしているとなかなか達成できませんから、自分で手を加えて三冠王を獲りました(ちなみにその時でも5億ちょっと)。

 

子供

 

顔も自分に似ていて、毎週のように家族サービスをしていたのも束の間、大きくなったら今度は欲しい物をねだるだけの娘にガッカリです。

結婚したばかりの頃の嫁もそうでしたが、たまには『ほのぼのイベント』みたいなのも起きるようにしてくれるだけで、だいぶ違ったと思います。大人になれば違うんでしょうかね。

35歳くらいで第一子を授かったので、我が子の成長を見届けることはできませんでしたが、早くに出産すれば成人式なんかも見れそうです(イベントあるのかどうかは、わかりませんけど)。

 

(※2016/07/05追記)

子供に関するイベントは残念ながらほぼ皆無でした。成人を過ぎたあたりで、子供がプレゼントをくれるイベントを確認済みです。

 

野球人生

 

楽しみ方は無限大

今作からは『二刀流プレイ』も可能になったので、楽しみ方は無限大だと言っても可能ではありません。自操作で「俺、TUEEEEE!!!!!」が好きな方もいるでしょう。

私は『リアルな成績』が好きなので、基本はCPU操作にしてました。突出した成績になりそうな場合は、その都度その都度で手を加えて、それなりの成績にするというようなプレイです。ちなみに最初は、巨人で高卒ドラ1、外野手で始めました。

 

二刀流プレイについて

二刀流プレイについては別で書くかもしれませんが、やる気になれば三冠王で投手四冠も達成できそうな仕様でした。

ローテーションの主軸選手だからといってバッターの出場機会が奪われるということはなく、むしろ当番予定日の前日だろうが関係なしに出場させられるというイメージです。

丁寧に自分で試合を操作したり、練習で打者能力を鍛えることで打撃タイトルの取得はいくらでも可能だと思います。

 

韋駄天プレイ

個人的に好きなのは『走』の選手

個人的には『走』に特化した選手が好きなので、盗塁タイトルは「ルーキーイヤーから狙っていきたい」と思っています。

そして、ゆくゆくは「福本選手の通算盗塁記録を超える」ということを目標に、30年間プレイしてみました。

 

盗塁できない問題について

所見のレビューで「今作も相変わらず盗塁しにくい」と書きましたが、私の勘違いだったようでして・・・。

次のバッターがガンガン初球打ちしてきますし、ホームランも量産する仕様でしたが、それはあくまで低難易度の話であって、高難易度に変えることで対応可能ということがわかりました。

エキスパートもしくはプロフェッショナルで試合をすると、盗塁を試みた瞬間に球種はそのままでウェストになります。バッターの手が届かない所に放ってきますから、バッターに邪魔されずに盗塁することが可能です。

 

積極盗塁

 

走力がSあれば積極盗塁を付けた状態で常にスキップ操作でも、1シーズン50盗塁くらいはしてくれました(出塁率は.400くらいありましたけど)。

積極走塁は記者に電話することで付けられます。トリプルスリーの条件である30盗塁くらいであれば、簡単に達成してくれそうです。

 

オートプレイの結果

 

走力は長いことA以上でしたが、自分の手を加えないと盗塁数は伸びませんでした。そこで、深川記者に電話をかけて積極盗塁にすることで、その数はだいぶ伸び、気が付いたら歴代2位という好成績に。

毎年30~60の積み重ねで歴代トップに並べるのは、これまでになかった感覚です。前作までだと、どうしても手を加えて1シーズンに100近い盗塁をしないといけませんでしたから。

20年だと毎年50盗塁でも1000が限界なので、30年に延長されることで韋駄天プレイは非常に楽しくなったといえるでしょう。

 

バランス崩壊

三冠王獲得

 

前項でも書きましたが、十六夜さんと結婚するために5億稼ぐのに必死で、気付いたらやりすぎてしまいました。

それまでは基本オートプレイで、成績が伸びすぎたときは適度に自操作で調整していたのですが、この時の目標が『150打点を挙げる』とかだったので、目標を達成しないと結婚が先延ばしになるという恐れから、所構わず打ちまくってしまいました。

 

いきすぎないように徹底してたつもりですが、たぶん麻痺してたんだと思います。適度にバントをミスして打率は下げていたのですが、ランナーがいるときにホームランを量産してしまったことが原因です。

ここでゲームバランスが顕著に崩れてしまい、この先のプレイに多大な影響を与えてしまったことは言うまでもありません。

 

ぶっちぎりで優勝

 

1度バランスが崩れてしまってからは、数試合ごとに記録を眺めてニヤニヤすることもなくなり「試合はオートプレイで消化しながら、プライベートで街を散策する」という遊び方にシフトしてしまいました。

オートプレイでも2冠くらいは普通にしますし、試合にも勝ち続けるせいでペナントレースのバランスが著しく崩れてしまっているのが、おわかりいただけるかと思います。

 

禁断の果実

 

越えてはいけない一線を越えてしまったような感覚と言うんでしょうか。本塁打も最初は40本を超えないように調整していたのですが、完全オートにしてからはガンガン打っていたようです。

ヒットに関しては「200本安打に到達できない方が珍しい」くらいの勢いでした。森選手が歴代記録に入ってるのが面白いですね。せめて4200~4300になっていればニヤニヤできる結果だったんですけど、ただただ残念です。

 

劣化について

意外と「遅いなぁ」という印象

高卒ドラ1だったので早くに劣化していくかと思いきや、意外とそんなことはありませんでした。最初に劣化に気付いたのが35歳前くらいだったと記憶しています。

最初の10年間は、それこそレバニラやちゃんこを食べたり、酸素カプセルを使用したりしていましたが、干物は一切使っていません。その後は食事はおろかカプセルも買わなかったので、丁寧にやれば超人選手になると思います。

 

 (※2016/07/14追記)

オールスキップで寿命は度外視のプレイをしましたが、劣化時期に関してはあまり変わらなかったため、それなりに寿命を気にするのと全く気にしないのとで大きな差は見られませんでした。

オートスキップにて検証したため大した練習ができず、パラメータも低かったので確かなことは言えませんが「能力が下がり始める時期が遅くなる」のではなく「能力の下がり幅が減る」のかもしれません(これに関しては、あくまで体感的なものです)。

【関連記事】

パワプロ2016のマイライフで、能力の低下・劣化が始まるのは〇〇歳だった! – はてなの果てに。

 

さすがに最後の方は弱体化する

 

これが「そろそろ劣化し始めるんじゃないだろうか?」と思い始めた時期です。2031年なので33歳でしょうか。能力はピーク時だと思ってください。

練習はあんまりしなかったので、本気で作ればオールSも狙えるでしょう。

 

 

これが最後の年にはこうなりました。十分すぎる能力だとは思いますけど、引退前の1、2年は大幅に下がったと記憶しています。

前半でレバニラばっかり食べていたのがどのくらい影響しているかはわかりかねますが、案外30年間プレイは余裕でできそうですよ。

 

最後は寂しい

オープン戦直後に心配される

 

ある程度の年齢になると「調子はどうだ?」みたいなことを聞かれて、選択を迫られます。

「大丈夫です」みたいなのと「自信がなくなりました」みたいなことだったと思うんですけど、その後に年齢を言われるのが嫌味にしか聞こえません。

 

引退勧告

 

シーズン初めに突然、監督から引退勧告されました。『聞く耳持たず』って感じでしたけど、監督の年齢っていくつなんでしょうね。

いずれにせよ、今シーズンで引退することが決定します。引退勧告しておきながら4番に据えるってのもどうかと思いましたけど。

 

引退試合

 

非常に疑問だったのが、たぶん引退試合は『スタメンじゃない前提』なんだと思いました。通常時、4番にいるのに引退試合は1番バッターだったからです。

挙句の果てに1打席で代打を送られてしまったようでした。でも最後には花束贈呈のイベントもあったので、少し感慨深かったです。

 

改善してほしいポイント

外出時のイベント

 

『オムライスを食べる時の連打』や『通ってもゲージが貯まらない』などの仕様は必要なかったように思えます。

プレイする以上は意味がないことはわかっていても「ゲージを満タンにしたい」という欲が湧くのですが、いかんせん病院や穴掘りしなくてはならない空き地については、ストレス以外の何物でもありませんでした。

 

それから、酸素カプセルは複数購入できるようにするか、どの街でも購入できるようにしてほしいと思います。

【関連記事】

パワプロ2016マイライフの『おでかけ先施設一覧』をまとめてみた – はてなの果てに。

 

試合のテンポ

試合を早送りする際に、ゲージで停止~最速まで4段階あったと思いますが、最速以外で使用してる人っているんですかね?

個人的には最速しか使用しないので、いちいちR1を押して最速に切り替えるのが手間でした。

 

記者の煽り

 

どれだけライバルにしたいのかわかりませんが、試合後の煽りがしつこくてウザいです。「これもコーチに電話してオフにできればよかったのに」と思う程です。

最初は斬新なイベントだと思っていましたが、上限がないのか何回も繰り返されると、段々嫌になってきます。ライバルって言うくらいですから、せいぜい2~3人に留めておいてくれればいいのに。

 

査定

 

ここは煮詰めてほしいと思います。『5億超えないとプロポーズできない彼女がいる』という縛りを付けるのであれば、5億キープが可能な仕様にして欲しいです。

ホームラン50本以上打ってトリプルスリーも達成しているのに1億近い減俸とか、かなり萎えるポイントも多いですし、なにより交渉材料のさじ加減が嫌です。本塁打王を査定に入れ忘れて、それを指摘されたから「2000万円アップします!」じゃ全然楽しくありません。

 

なにより『本塁打数』を査定に含めておいて『本塁打王のタイトル』を査定し忘れるってなんですか?(笑)

【関連記事】

パワプロ2016マイライフの年間目標まとめ – はてなの果てに。

 

FA宣言

 

プレイしていて心躍るのが『FA宣言』なんですが、好きな球団からオファーが来ない場合があります。

「好きな球団なら金額が低くても行きたい!」というような漢気プレイがしたいのに、そもそものオファーがこないっていう悲しい状況は必要ありません。せめて「こちらからのアプローチができればなぁ」と思いました。

それから、ペナントモードではFA選手が金額と背番号で交渉する場面があるのに、なぜマイライフでそれを実装しなかったのか。金額は事前に提示されるのでいいんですけど、背番号が何番になるかくらいは教えて欲しかったです。

 

最後に

 

色々と不満点もありましたが、パワプロ2016のマイライフは面白かったと思います。プレイする前からわかっていたことですが、30年への延長は大きかったですね。期待を裏切られませんでした。

細かな部分で不満が出るということは、大筋は満足しているということでもあるので、次回ではより面白くなっていることを期待したいと思います。

心から願うのは『20年に戻すという改悪』だけはしないで欲しいということです、以上。

 

パワプロ2016マイライフ完全オートプレイで成績はどうなるのか検証してみた – はてなの果てに。

パワプロ2016のマイライフで引退年は入団当初の年齢に関係するのか – はてなの果てに。

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