秋田のローカルスイーツ『バナナボート』が美味い!

皆さんお住いの都道府県にも『地元ならではの名産品』みたいなものが数多くあると思います。私は秋田県に住んでいますが、きりたんぽなんか数える程度しか食べたことがありません・・・。そして「意外と『地元ならではの商品』に囲まれていることが多い」ということに気が付きました。

今では通販も随分と普及して、各地域の商品を取り寄せることに対する敷居も低くなりましたが、賞味期限が早く切れてしまうような食べ物・スイーツは、少し抵抗があるのも事実です。今日は、そんな秋田のローカルスイーツ『バナナボート』を皆さんにご紹介したいと思います。

目次

バナナボートとは

商品概要

ふんわりと焼き上げたスポンジケーキでバナナとホイップクリームを包みました。

出典:http://takeyapan.co.jp/item/banana-boat/

たけや製パンから販売されている、おやつにオススメなロングセラー商品『バナナボート』です。フワフワの生地に生クリームとバナナが入っています。

秋田であれば「どこのスーパーにも置いてある」と言っても過言ではないくらいの有名商品です。私は幼少期、こればかり食べていました。

 

商品のバリエーション

  • パリパリチョコ(314kcal)
  • フルーツボート(269kcal)
  • チョコバナナボート…などなど。

バナナを包んでいる生クリームのバリエーションとして、数種類出ています。中でも『パリパリチョコ』に関しては、非常に面白い食感でした。しかし、なんだかんだ言いながらも「普通のノーマルタイプに落ち着いてしまう」というのが本音です。

記憶によると他にも幾つかあったような気がするのですが、期間限定の商品だったのか2016/06/24現在、たけや製パンのホームページに記載がなかったため割愛します。(『小倉あん』みたいなのがあったような気がするんですけどねぇ)

 

どこかで見たことが・・・

全国的に有名なのはコチラですよね。最近はコンビニでも見かけることが多いように思えますが、山崎パンから販売されている『まるごとバナナ』です。正直、これを見た時は衝撃が走りました。「あっ!なんか見たことある!」という感じで。

以下ではローカルスイーツと全国区の商品とで、色んな面で比較してみたいと思います。

 

両者を比較

カロリー

まるごとバナナが1本当たり430kcalなのに対し、我らがバナナボートなんですが・・・不明です!上記画像は、実際に食べ終わった包装フィルムを撮ったものになりますが、よくある栄養成分表みたいなものの記載が一切ありません(このへんが非常にローカルっぽい)。

ちなみに、色々調べているうちに出てきた読売新聞の取材記事によると、317kcalだそうです。(http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/feature/CO017631/20151030-OYTAT50016.html)

 

価格

私が「まるごとバナナ」をあまり買わない大きな理由が商品価格です。本当に数えるくらいしか買ったことがないのですが、確か200円前後くらいしたような気がします。

一方で、我らがバナナボートは大体100円くらいでしょうか。高いときは120円くらいで安いときは80円くらいですね。ここに関しては後述していますが、中に入ってるバナナの量がまず違うので、価格設定に関しては納得せざるを得ません。

※後述していますが、バナナボートにはバナナが丸ごと入っていません。

 

ボリューム

さて、類似する2つの商品ですが圧倒的な違いがボリュームにありました。

まるごとバナナはパッケージからもわかるくらい、非常に大きくて肉厚というか「そのまま手づかみで、口を開けてかぶりつくには少し難しい」と言っても差し支えないくらいの太さがあります。

それと比べてしまうと、どうしても貧弱な感じが漂ってしまうのがバナナボートです。

 

どちらも美味!!!

 

バナナボートのバナナ量

まるごとバナナはクリームもたっぷりですし、バナナ感もハンパ無いくらいあります。解体して見たわけではありませんが、おそらくゴロっとバナナが入っているんでしょう。

一方でバナナボートですが、今回せっかくの機会なので解体してみました。

 

解体前

良く言えば『控えめ』で、悪く言えば『スカスカ』なのがわかります。バナナボートというネーミングに関して、違和感なくなるくらい食べてきて今更言うのもどうかと思うんですが、バナナの感じってあまりしないんですよね。

認めたくないですけど、たぶんバナナは丸ごとどころか半分、いや・・・1/3程度かもしれません。でないと、あの価格の差が解せないと思うんです。というわけで解体してみましょう。

 

解体後

綺麗に開けなくてごめんなさい。バナナ部分と生地がひっついていて見た目ではわかりにくいですけど、剥がれてしまった生地部分とクリームの間に見える黄色いのがバナナです。

ちょうどひっついた部分と同じくらいの大きさのバナナでした「モンキーバナナの1/3くらい?」でしょうかね。今まで数えきれないくらい食べてきましたけど解体したのは初めてでしたので、衝撃的でした。そこまで大きくはないとは理解しつつも、まさかこんなに小さいとは・・・

 

カフェオレ味(2016/09/05追記)

初めて見たような気がするのですが、安かったこともあり、思わず買ってしまいました。通常、生クリームである部分がコーヒークリームのようなものになっていて、若干ではありますが甘さが抑えられています

コーヒーのような苦みはありませんし、カフェオレ特有のマイルドな味わいが堪能できる商品ではないでしょうか。好みの問題になってしまいますが、変わり種として楽しめる商品だと思います。個人的には、ノーマルの方が好きですね。

 

杏仁味(2016/09/13追記)

バナナの代わりに桃が入っているのですが、味自体はメチャクチャ杏仁豆腐です。少し薬品っぽいと言うか「自然な味じゃない」と言うか。杏仁豆腐好きにはたまらないと思いますが、普通の「桃+クリーム」ではないので、そこは注意が必要でしょう。

個人的には、やはりノーマルを推したいです。変わり種としては面白いですが、こちらはあまり好みではありませんでした(そもそも杏仁豆腐があまり好きではないので、そのせいです)。

 

キャラメル&チョコ(2017/03/01追記)

変わり種商品の中ではかなり美味しかった商品です。キャラメルって歯にくっつくイメージがあって敬遠している人も少なくないと思うんですけど、本製品であれば粘着性のないキャラメルなので安心です。

チョコのパリパリした食感もgood。チョコバナナにキャラメル風味の生クリームを付けて食べるようなイメージの商品です。美味しくいただきました。

 

とちおとめいちごジャム(2017/03/02追記)

バナナ×イチゴの絶妙な組み合わせを再現しているのがコチラです。私自身はそもそもイチゴがそこまで得意ではないのでアレなんですけど、イチゴの甘酸っぱさが好きだという人なら美味しく食べられると思います。

まぁ良くも悪くも想像通りの味で、無難に美味しく食べられるとは思いますが、個人的にはノーマルの商品の方が断然美味しいと思いました。

 

Wチョコ(2017/03/03追記)

チョコ好きにオススメしたいのがコチラのWチョコです。チョコクリームとパリパリチョコがダブルで楽しめるんですけど、まぁ美味い!チョコ好きにはたまりません。

以前に紹介したカフェオレよりも甘くて、食感的にも柔らかい生地とパリパリの食感が楽しめるので、私の中ではノーマルの次に好きな商品ですかね。いつまで販売されているかどうかはわかりませんけど、文句無しにオススメです。

 

最後に

実は『バナナボート』がローカルスイーツだということを全く知りませんでした。確かに県外に居た頃は食べた記憶がありませんが「いつもある物」として認識していて、それだけを買いにスーパーにいくような商品でもないので、気付かなかったのかもしれません。

皆さんのお住いの地域にも素敵なローカルスイーツが沢山あると思いますが、秋田のバナナボートは安くて美味しいですよ!・・・バナナは小さいですけど。ぜひ秋田に立ち寄った際は食べてみてください。

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