みなさん、カップ麺は好きですか?最近では本当に多くのカップ麺が登場していますが、ただただ驚くばかりです。
なんといっても味のクオリティが高い!私は貧乏舌なので、何を食べても基本的には「美味しい」しか言わないのですが、特に200円を超えるようなカップラーメンのクオリティには、いつも驚かされます。
インスタント食品が体に良くないのは知っていますが、なるべくノンフライ麺のものを選んでいた時期がありました。そして、そのときに好んで食べていたカップ麺がニュータッチの『凄麺』と呼ばれているシリーズなんです。
これ、金額的にも少し贅沢になってしまう部類なんですけど、非常に美味しいので紹介したいと思います。
というわけで今回は『凄麺シリーズのカップラーメンランキング』です(私個人の独断と偏見によりランキングを組んでいます)。
第19位 メンマの逸品
商品概要
【商品説明】
- こだわりのメンマがたっぷり!
- 柔らかでジューシーな食感が特徴のメンマ
- 背脂入りのコクのある豚骨醤油スープ
【栄養成分表】
- エネルギー:377kcal
- たん白質 :10.7g
- 脂質 :10.0g
- 炭水化物 :61.1g
- ナトリウム:3.1g
実食
メンマの逸品ということですが、メンマが格段に多いというわけではなさそうなので、ここは質に期待しましょう。
あとはネギとスープだけですし、麺に関しても特に大きな特徴はありません。
見た目的にも味的にも、昔ながらのシンプルな醤油ラーメンという感じですね。正直に言うと可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。学食で食べた醤油ラーメンを思い出しました。
非常にアッサリしていて、これを嫌いな人はいないと思いますが、逆に言うと「パンチが無くて、記憶にも残らない」という印象です。
ワカメが入ってたのは嬉しかったですが微量です。そして肝心のメンマについては、量も無ければ、特別おいしいというわけでもありませんでした。正直な感想としては「なんでメンマの逸品!?」って感じです。
他の凄麺シリーズと比べて特に安いわけでもないので、だったら他の商品を買った方が無難だと思います。
第18位 和歌山中華そば
商品概要
【商品説明】
- 本場の食感を再現したノンフライ細麺
- 超特撰濃口醤油と再仕込み醤油の豊かな風味
- 豚骨の炊き出し感たっぷり!濃厚スープ
【栄養成分表】
- エネルギー:363kcal
- たん白質 :15.5g
- 脂質 :6.7g
- 炭水化物 :60.2g
- 塩分相当量:2.6g
実食
中華そばですので、かやくは非常にシンプルな一品です。少しのメンマ、1枚のナルト、そしてチャーシュー。あとは刻みネギですね。
中華そば系のカップラーメンで、スープが「後入れ液体スープ」と「後入れ粉末スープ」の2段階って珍しいなぁと思いながら、非常に期待度が高まります。
見た目は非常にシンプルな中華そばです。「豚骨の炊き出し感たっぷり」という謳い文句がありましたが、豚骨ラーメン特有の臭みは全くと言っていいほど感じませんでした。
お世辞にも香り自体に「そそられる要素」みたいなものは感じることなく、この段階では少しの不安が付きまとっていたと言っていいでしょう。(正直言うと「これはハズレなんじゃないか」と不安でした)
細めんでいて、スープの色味も綺麗です。しかし、麺とスープが絡みにくいような気がしました。なんとなく濃厚さが足りないというか・・・。最初は「後入れのスープを入れ忘れたんじゃないか!?」と思ったくらいです。
実際に入れ忘れていたということはなく、スープだけを飲むと非常に濃厚な味わいなんですよね。ただし、麺にその濃厚さが伝わってないと思いました。
味は普通に美味しいんですけど、他の凄麺クオリティのような水準ではないと思います。・・・少し安いなら全然アリですけどね。
第17位 名古屋 台湾ラーメン
商品概要
【商品説明】
- 名古屋で愛されるご当地ラーメン!
- 麻辣と五香粉で本格感
- 別添辛ダレで仕上げる刺激的な味
【栄養成分表】
- エネルギー:368kcal
- たん白質 :13.4g
- 脂質 :8.0g
- 炭水化物 :60.5g
- ナトリウム:3.3g
実食
かやくには「肉そぼろ、ニラ、とうがらし、フライドガーリック」が使用されています。やはり辛い系のラーメンでは、そぼろ状のお肉が相性抜群だと思いますが、量もそこそこ入っているようです。
後入れのタレが付属しているあたりからも、非常に本格的な雰囲気が伺えます。
かやくの袋を開けた段階で気になっていたのですが、ニラの香りが結構すごいです。それも当然と言えば当然ですが「本物のニラの香りとは違う青臭さ」のようなものを感じました。
赤みがかったスープに緑が映えて、見た目的には非常にいいですし、食感や味としてのアプローチもいいと思うんですけど、個人的には香りが少し気になりましたね。
元々、青臭いのが得意なわけではないので、そういうのを気にしない人であれば問題ないでしょう。
色味は辛そうに見えますけど、食べるまでは見掛け倒しだと思っていました。
ところが、結構辛いです。辛いラーメンが好きじゃない人にはオススメできないレベルです。逆に「辛いラーメンが好き!」という人には、ぜひ食べてみてもらいたい味ですね。
醤油ベースのスープなのでアッサリしていて、変なしつこさもありません。私自身が「辛いラーメンがあまり好きでない」ので、この順位になっていますが、クオリティは非常に高い一品でした。
第16位 富山ブラック
商品概要
【商品説明】
- 生麺に近い食感を再現した当社独自製法のノンフライ太麺
- 山元醸造株式会社の丸大豆醤油を使用した黒いスープ
- 黒胡椒と魚粉の特製スパイス付き
【栄養成分表】
- エネルギー:345kcal
- たんぱく質:11.4g
- 脂質 :4.9g
- 炭水化物 :63.9g
- ナトリウム:3.1g
実食
かやくはネギとチャーシューというシンプルな内容ですが、特性スパイスが入っていました。
もともとスープ自体も真っ黒であることが予想されますが、この特性スパイスが富山ブラック最大の特徴を演出してくれそうです。
スパイスというかコショウというか、とにかく鼻を近付けて匂いを嗅いでいると、クシャミが出そうな感じの香りです。
決して不快な香りと言うわけではなく、完全にコショウの香りです。見た目的にもかなり黒いので、スープは体に悪そうな雰囲気がします。
味はパンチが効いてていいですね。そして辛くはありません。良くも悪くも「クセになりそうな感じ」という表現が合うかと思います。
決して大声で美味しいとは言えませんし、他の人に自信を持って勧めるという商品でもないんですけど、ある程度の時間が経ったらまた不意に食べたくなりそうなラーメンです。
第15位 函館海鮮塩らーめん
商品概要
【商品説明】
- 北海道の人気ご当地ラーメンを再現!
- あっさりとした中に海鮮の旨味が詰まったスープ
- カップ麺では珍しいがごめ昆布、めかぶを具材に使用
【栄養成分表】
- エネルギー:356kcal
- たん白質 :10.3g
- 脂質 :11.2g
- 炭水化物 :53.4g
- ナトリウム:3.0g
実食
開封してまず「具、少なっ!」と衝撃を受けました。気持ちばかりのネギ、カニかまもどきのようなもの、あとは海藻類でしょうか。それにプラスして、よく見るタイプのチャーシューです。
パッケージを見てもかなりシンプルな雰囲気が伺えるので、ありがちな「パッケージでは豪華なのに、実物は貧相」という詐欺まがいのことはなさそうです。
いい意味で磯の香りが漂います。その香りの正体は、おそらく『めかぶ』だと思いますが、よくよく考えたら「めかぶを使用しているカップ麺」って、初めて食べたような気がしますね。
見た目的には、澄んだ色のスープが美味しそうには見えるものの、やはり物足りなさを感じてしまいました。
これ、食べるまでは「合わないことはないだろうなー」程度に思ってましたけど、めちゃくちゃ合います。コリコリした食感がアクセントにもなって、海鮮の雰囲気を演出してくれていると言っていいでしょう。
ただ、私のように「お腹一杯食べたい人種」には、物足りなさが否めません。ご飯のお供になるような味でもないので、ちょい足しで「野菜を入れてタンメン風にする」とかしないと、正直かなり物足りないですね。
第14位 京都背脂醤油味
商品概要
【商品説明】
- 京都で親しまれている背脂醤油系ラーメンを再現
- 背脂のコク、唐辛子の辛みが美味しいスープ
- 後入れねぎの風味が背脂と絶妙にマッチ
【栄養成分表】
- エネルギー:444kcal
- たん白質 :11.7g
- 脂質 :18.3g
- 炭水化物 :58.1g
- ナトリウム:3.1g
実食
液体スープとチャーシュー、それから大量の九条ネギが入っています。正直、ネギの多さには驚きましたが、具の少なさや麺の少なさは否めません。というか、ネギ多すぎるでしょ。
背脂はスープの中に入っているので、忘れずにフタ上で温めるようにしたほうが良さそうです。
ネギの量が凄まじいです。前に本物の京都ラーメンを食べた時もネギの量に驚きましたが、これはカップ麺の中でもネギに特化した商品と言っていいでしょう。
正直、私はあまり背脂が入った醤油ラーメンは好きではないのですが、見た目は澄んだ色をしていますし、そこまでチャッチャした脂の量でもなさそうです。これは期待できますよ。
背脂はしつこすぎず、むしろ食べごたえを演出しているような感じで、いいアクセントを出していました。
麺は言うまでもなく『凄麺シリーズのあの麺』で「表面はツルツルしていて、中身はモチモチしている」というノンフライ麺です。スープとの相性も良かったと思います。
袋に入っていた時から目を引いていた九条ネギは、スープに浮いてもすごい量でした。本物のみずみずしいネギとは言い難いですが、視覚的にも楽しみが出ていますし、味もカップ麺としては申し分ないかと。
ただし、あまりにもの量で食べるときに喉に引っ付く可能性があるので、人と一緒に食べるときは注意した方が良さそうです。私はゆっくり食べてましたけど、むせました。
【関連記事】
ニュータッチ凄麺「京都 背脂醤油味」の感想・食レポみたいなやつ
第13位 札幌濃厚味噌ラーメン
商品概要
【商品説明】
- ラードをたっぷりと使用した濃厚みそ味スープ
- 北海道産みそを使用
- 別添おろししょうがつき
【栄養成分表】
- エネルギー:445kcal
- たん白質 :11.5g
- 脂質 :15.8g
- 炭水化物 :64.3g
- ナトリウム:2.9g
実食
肉そぼろ、ごま、もやし、ねぎ、コーン・・・それぞれの量は微々たるものですが、かやくの種類は豊富なラインナップです。
特筆すべきは、なんと言っても「おろししょうが」でしょう。しょうがと味噌ラーメンという組み合わせは珍しいのではないでしょうか。商品化している時点で合わないわけがないとは思いますが、果たして・・・・。
「これぞ札幌ラーメン!」と言うようなラードが目を引くスープですが「香り、見た目、そして雰囲気・・・どれを取っても、濃厚だと言わんばかりの存在感」があります。
おろししょうが自体は量が少ないせいか、香りという面からみると「味噌に負けていて、しょうがの感じは全くない」と言ってもいいくらいでした。
確かに味は濃厚で、野菜をちょい足ししてあげると更に美味しくなるであろうポテンシャルを秘めていました。本当に濃厚なので、具材をちょい足ししても負けないと思います。
かやくの種類が豊富だったとは言え、それぞれの量が少なかったこともあり、ちょっとした物足りなさは感じましたね。おろししょうがも、正直「無くてもあまり差し支えないレベル」と言わざるを得ません。
美味しいか美味しくないかで言ったら、間違いなく美味しい部類のカップ麺ですが、200円を超える定価という部分を加味すると、そこまで大きな魅力は感じないですね。150円なら迷わず買いなんですけど・・・。
第12位 喜多方ラーメン
商品概要
【商品説明】
- 日本3大ラーメン「喜多方ラーメン」を再現
- 「(協)蔵のまち喜多方老麺会」推奨商品
- 喜多方産の再仕込醤油をスープに使用
【栄養成分表】
- エネルギー:345kcal
- たん白質 :10.6g
- 脂質 :7.7g
- 炭水化物 :58.4g
- ナトリウム:2.9g
実食
具材はちょっとしたネギ、メンマ、ナルトとチャーシューです。非常に有名な喜多方ラーメンですが、良くも悪くもシンプルなラーメンなので、パンチの無さは否めません。
チャーシューは本物の喜多方ラーメンらしさを演出するために四角のものが使われています。薄切りとは言え2枚入っているので、視覚的には面白いですね。
見た目通りの味で非常にアッサリしています。極端に言えば「これが嫌いな人はいないだろう」という商品です。
ただ、喜多方産の醤油を使っているというスープは確かに美味しいんですけど、他メーカーが販売しているノンフライの醤油ラーメンとそこまで大きな差はないような気もしました。
他メーカーのノンフライ麺との差を大きく感じるのが麺です。これは平打ちっぽい感じがスープと合っていて、美味しく食べられました。
ですが、やはり想像通りの味なので記憶に残りにくく、後述している『佐野らーめん』との差もそこまで大きいものではありません。
第11位 佐野らーめん
商品概要
【商品説明】
- 佐野らーめんの特徴であるノンフライ幅広麺
- レトルト具材のチャーシュー、メンマ入り
- すっきりとしながらも畜肉の旨みを感じる飽きのこないスープ
【栄養成分表】
- エネルギー:338kcal
- たん白質 :11.2g
- 脂質 :8.5g
- 炭水化物 :54.1g
- ナトリウム:2.3g
実食
見慣れない感じの袋に入ったチャーシューです。たまに見るタイプの「レトルトとは言え、非常に柔らかい感じのするチャーシュー」というのが、ひしひしと伝わってきます。
あとはネギだけという極めてシンプルな構成です。パッケージにはメンマが映ってた気がするんですけど、私の気のせいでしょうか・・・。
しょうゆラーメンが好きな人にオススメで、非常にシンプルな味のカップ麺です。シンプルとは言えど、一口に『単純』なわけではなく、鶏ガラスープの旨みが感じられる一品と言ってもいいのではないでしょうか。
色んなラーメンが出てますけど「しょうゆ一択!」という人には、とりあえず食べてみてもらいたいと思います。なんだかんだで、最終的にはココに行き着くという人も多そうですよ。
なんと言っても麺が特徴的な本品ですが、平べったいノンフライ麺が採用されています。これは、他のカップ麺ではあまり見られない特徴だと言えるでしょう。
ベーシックなしょうゆスープとの相性も抜群で、噛み応えもあり、会心の出来に仕上がっています。
これだけシンプルに美味しいと思えるのですから、商品本来のクオリティが高いのは分かりますが、残念ながら満足感には欠けますよね。費用的にも、なかなかリピートしたいとは思いにくいように感じました(私ならコレより、ホームラン軒2個食べます)。
個人的には「ちょい足しレシピ」として、かの有名な『やわらぎメンマ』をオススメします。ただし、本来のしょうゆスープの良さを消してしまう恐れがあるので、くれぐれもご注意を。
第10位 熟炊き博多とんこつ
商品概要
【商品説明】
- 本場の食感を再現したノンフライ細麺
- 炊き出し感たっぷりの濃厚豚骨スープ
- 別添の紅しょうがつき
【栄養成分表】
- エネルギー:348kcal
- たん白質 :12.7g
- 脂質 :8.8g
- 炭水化物 :54.5g
- 塩分相当量:2.9g
実食
ちょっと見にくいですけど、かやくはネギやキクラゲなど、完全に豚骨ラーメンが再現されていて、特筆すべきは「紅生姜」が生タイプという点ですね。
カップ焼そばなんかでも、紅ショウガが採用されている商品は多いですが、どれも気持ちばかりのものに対し、本品の紅生姜は本物さながらです。これは嬉しいポイントだと言えるでしょう。
博多ラーメンといえば、乳白色の濃厚なスープと固めんが特徴的ですが、本品においてもそれはしっかりと再現されています。細めんで調理時間が「2分」です。
私は調理説明通りに2分で食べましたが、本当に固めんが好きな人は1分でもいいと思いますよ。今まで食べた豚骨系のカップラーメンの中でも、1・2位を争うくらい本格的な味わいだと思いました。
麺とスープの相性も良くて、美味しく食べられました。
本当の博多っ子からすると「これを博多ラーメンと言わないでほしい」などの辛辣な意見も出そうですが、他の豚骨ラーメン(私が良く食べるのは1.5倍の緑パッケージの商品です)に比べると、遥かに美味しいです。値段が値段なので、当然と言えば当然ですけど。
残ったスープも美味しいので、ごはんを入れておじやにしても美味しいですし、紅生姜をもっと入れてもいいかと。とにかく「ちょい足し」で更にパワーアップしそうな気配を醸し出している商品です。
第9位 鶏しおの逸品
商品概要
【商品説明】
- 鶏のうまみがギュッと詰まった、淡麗系塩ラーメン
- スープには名古屋コーチンのだし使用
- 別添鶏油(チーユ)が香る
【栄養成分表】
- エネルギー:322kcal
- たん白質 :10.4g
- 脂質 :7.0g
- 炭水化物 :54.4g
- ナトリウム:3.6g
実食
かやくはネギと肉団子、唐辛子のシンプルな構成です。香味油というのが気になります。
すごくあっさりとした見た目、そして『黄金のスープ』に目を引かれます。「この色合いで美味しくないわけがない!」と思えるほどの雰囲気を感じました。
なにより後入れの『香味油』が意外に仕事をしてくれたんですよね。このスープは、思わず飲み干してしまいます。
ノンフライ麺とも相性が良く、これまで食べたカップ麺の中でも『塩ラーメン』というジャンルで括るのであれば、かなりの上位にくる商品だと思います。
塩ラーメンが好きだという方には、ぜひとも試してみてほしいですね。
普段は「ボリュームが少ない!」などと文句を垂れている私も、本製品に関しては「無駄なモノがなくていい」と思いました。
極めつけは、この鶏肉です。肉団子状になっていて、結構な大きさなんですよ。しかもゴロゴロ入ってます。これが非常に美味しいんです。
柔らかくて、鶏肉なのにジューシーというか。いわゆる「即席のレベルじゃない」と言っても過言ではありません。
個人的に「塩ラーメンをあまり食べない」のでこの順位ですが、塩ラーメンが好きな人は絶対にハマると思う逸品ですよ。
第8位 横浜とんこつ家
商品概要
【商品説明】
- 横浜家系の味を再現した豚骨醤油味
- もっちりとした太麺がおいしい
- 大きめカットの焼のり3枚入
【栄養成分表】
- エネルギー:409kcal
- たん白質 :11.9g
- 脂質 :13.7g
- 炭水化物 :59.6g
- ナトリウム:3.3g
実食
ほうれん草の塊と海苔が目を引きますが、凄麺シリーズの中でも抜群にシンプルなかやくではないでしょうか。
他の100円程度で買えるカップ麺だと、こういう感じの構成をよく見ますけど、200円くらいの凄麺でこれは・・・。
よほどスープに自信があるということなんでしょう。パッケージを見るぶんにはメチャクチャ美味しそうなので、期待度大です。
見た目は完全に『家系』が再現されていると言っていいでしょう。ほうれん草は、量自体はそこまで多くないものの、細かく暴れているので、色合い的には美しく仕上がっています。
海苔も非常にイイ味出してますね。最初はかやくがショボいと思いましたけど、これはこれでアリかもしれません。
個人的には「もっと濃厚でも良かった!」と思いましたが、まろやかで普通に美味しいです。私は家系ラーメンにライスを付けるのが好きなんですが、ライスに合わせるためにはもう少し濃い方がベストだと思います。
海苔との相性が抜群で、見た目は悪くなってしまいますが、十分にスープを吸わせてベチャベチャにすると美味しいですよ。ほうれん草のアクセントもgoodです。
お湯の量を少なくして、そこにほうれん草と海苔を追加してあげると、より一層美味しく食べられるのではないでしょうか。興味のある人は、ぜひ試してみてください。
第7位 中華の逸品 担々麺
商品概要
【商品説明】
- 人気の中華麺メニューを凄麺で
- 唐辛子の辛味!山椒の痺れ!
- 芝麻醤のコクで濃厚仕上げ
【栄養成分表】
- エネルギー:434kcal
- たん白質 :14.3g
- 脂質 :13.1g
- 炭水化物 :64.7g
- ナトリウム:3.0g
実食
後入れ粉末スープに注意書きが記載されているパターンは、初めて見たような気がします。とろみ成分が入っているとのことですが、どのような完成品になるのかが非常に楽しみです。
かやくは「チンゲン菜」「肉そぼろ」「ごま」が目立つ、いわゆる王道の担々麺の具材ですね。
見た目的には非常に食欲をそそられるデキで、とにかくライスが欲しくなるようなクオリティです。スープも美味しそうですがゴマが結構入っているので、スープを飲む際は喉に引っ掛からないように注意しましょう。
カップ麺だということを考えたら仕方ないのですが、チンゲン菜やそぼろの量は、やや物足りないと思います。ここはちょい足しする価値アリですね。
私は好き好んで辛いラーメンを食べないので、分母が少ないと言われてしまえばそれまでですが、今まで食べた担々麺の中で1番美味しかったです。
スープの辛い感じが麺ともしっかり絡んで、非常に味わい深い仕上がりになっていると思います。
スープのクオリティが高いのにかやくが少ないのは本当にもったいないので、野菜とお肉のチョイ足しをすることで遥かにパワーアップするでしょう。
第6位 新潟 背脂醤油ラーメン
ヤマダイ ニュータッチ 凄麺 新潟背脂醤油ラーメン 124g×12個
商品概要
【商品説明】
- 新潟のご当地ラーメン
- 「背脂醤油ラーメン」
- スープに浮かぶたっぷりの背脂煮干が味のポイント!
【栄養成分表】
- エネルギー:445kcal
- たん白質 :10.2g
- 脂質 :18.3g
- 炭水化物 :59.9g
- ナトリウム:2.6g
実食
よく見るタイプの『かやく』です。特筆すべき点はありません。
こちらも背脂たっぷりのスープなので、しっかり温めた方が美味しく食べられると思います。
「背脂たっぷり」という表記があるので、かなりのチャッチャ系を想像していたのですが、意外とそうでもないような・・・。確かに札幌ラーメンを思わせるような脂の感じは出てますけど、色味的にも非常に美味しそうです。
ただ、凄麺シリーズの中でも屈指の『445kcal』を誇っているので、含まれている背脂の量はダテじゃないんだと思います。しかし、味はしつこくなくて食べやすいですよ。
濃厚でほのかに甘みのあるスープは、非常に大きな食欲を駆り立てます。ご飯があれば充分ですが、メンマなどの食感もちょい足しすれば尚goodです。
やはり高カロリーだからなのか、スープを飲むと結構重いです(イイ意味で)。味自体はサッパリしてるんですけど、不思議ですね。
第5位 青森 煮干し中華そば
商品概要
【商品説明】
- 地元青森のワダカン㈱の醤油を使用
- 煮干だしがしっかり効いた中華そば
- 具材にお麩を使用
【栄養成分表】
- エネルギー:358kcal
- たん白質 :11.1g
- 脂質 :11.5g
- 炭水化物 :52.4g
- ナトリウム:3.1g
食べてみた感想・レビュー
具はネギとチャーシューに加え、後入れかやくとして『お麩』が入っています。この辺が非常に中華そばっぽくていいですね。
凄麺シリーズでは「チャーシューだけ別袋」ということが多いのですが、本品に関してはネギと一緒の袋にチャーシューが同封されていました。
あまり袋が多くても、消費者の手間を増やすだけという配慮からなんでしょうかね(単にコスト削減の意味だけだったりして)。
すごく澄んだスープですが、飲んでみると『煮干し感』がかなり強い仕上がりになっています。底の方には魚粉のようなものも沈んでいたりしますが、見た目に反して結構強めの煮干し感です。
魚介だし、煮干しだしが好きな人なら喜んで味わえそうなスープですね。個人的にも非常に好きな味でしたよ。
麺は凄麺ならではのノンフライ麺で、スープとの相性は非常に良いのですが、具がシンプルなのも相まって「パンチに欠ける」気がします。
もともと中華そばはシンプルな食べ物ですが、あまりにシンプルすぎて、美味しいには美味しいんですけど「これで200円オーバー!?」という気がしなくもありません。
とは言え、煮干しスープのノンフライ麺って相場として「金額的に高い」イメージがあるので、仕方ないような気も。
個人的には魚介スープや煮干しだしが好きなので非常に好きな味でしたが、物足りない感があるのでプラスワンは必須でしょう。
第4位 魚介豚骨の逸品
商品概要
【商品説明】
- 魚介豚骨醤油味がついに逸品に
- 5種類の魚粉使用の濃厚なスープ
- モチモチの極太麺
【栄養成分表】
- エネルギー:386kcal
- たん白質 :12.9g
- 脂質 :8.0g
- 炭水化物 :65.5g
- ナトリウム:3.3g
食べてみた感想・レビュー
見た目はこんな感じです。ちょっと家系を連想させる見た目ですね。
香りの時点で魚介でダシを取ったラーメンだってのがすごく伝わってきて、個人的には「魚クサいと言われてしまうギリギリのラインまで攻めている」というような気がしました。
極端に言えば「これを食べている時に猫がいたら、近寄ってくるんじゃないか?」と思うほど。
私は魚介ラーメンが好きなので、すごく美味しく食べられました。
よく「魚介って書いてるくせに、全然それっぽくないじゃん!」って思うラーメンとかありますけど、本製品においてそれを言う人はいないんじゃないかと思いますね。
魚介だしが好きな人にとっては、すごく満足できる味わいが堪能できるのではないでしょうか。
海苔とネギくらいは追加した方が、もっとおいしく食べられるかも。
第3位 仙台辛味噌ラーメン
商品概要
【商品説明】
- 仙台味噌醤油㈱の仙台みそを100%使用した辛みそスープ
- 具材は生タイプのもやしでシャキシャキ食感!
- 辛みそスープとの相性抜群のモチモチ食感ノンフライ太麺
【栄養成分表】
- エネルギー:357kcal
- たん白質 :11.1g
- 脂質 :5.3g
- 炭水化物 :66.2g
- ナトリウム:2.9g
食べてみた感想・レビュー
シャキシャキ系のもやしが目を引きます。凄麺シリーズにしては珍しく「かやくが豪華」じゃないですか?他のメーカー品でもシャキシャキもやしを採用している味噌ラーメンが幾つかありますが、これ美味しいですよね。
個人的には、ここに炒めた野菜(キャベツとかもやし)を突っ込んだりして、ボリューム増し増しにしていますが、お腹一杯食べたい人にはオススメですよ。
見た目からして少し辛そうな雰囲気がありますが、結構な辛さです。おそらく辛いのがダメな人は食べられないんじゃないかと思います(ただ、辛いのが好きな人にしてみれば、そこまで辛くもありません)。
私は、ここに七味唐辛子をガンガン振りますけど、冬場とか最高だと思いますよ。身体も温まりますし、なにより美味しいです。
噛み応えのあるノンフライ麺、ピリ辛のスープ、シャキシャキした食感のもやし・・・。すべてがバランスよく絡み合っていて、非常に美味しいカップ麺だと思います。
私は担々麺などの辛いラーメンはあまり食べませんが、この商品なら喜んで定期的に食べているくらいです。暑い日に汗をかきながら食べてもいいし、冬に温まる目的で食べてもいいし。
スープのクオリティが高いので、特売で買った野菜を突っ込むだけでもカサ増しできてオススメですよ。上でも少し書きましたが、本物のもやしがあればボリュームも増えますし、スープが美味しいので相性もいいと思います。
(2017/01/07内容追記分)
もやしのチョイ足しと上の方でもご紹介した「やわらぎメンマ」の組み合わせが最強です。
冬には特にオススメしたいコチラは、体も非常に温まりますし、もやしによる満腹感も得られますよ。
第2位 さいたま豆腐ラーメン
商品概要
【商品説明】
- 埼玉豆腐ラーメン発祥の「レストラン大手門」監修
- 大ぶりのFD豆腐を具材に使用
- くせの少ないとろみ醤油味スープ
【栄養成分表】
- エネルギー:330kcal
- たん白質 :10.6g
- 脂質 :6.5g
- 炭水化物 :57.3g
- ナトリウム:3.0g
食べてみた感想・レビュー
かやくの豆腐が目立ちますが、とろみが付く醤油ベースの粉末スープとゴマ油の風味が漂う調味油が入っていました。
結果から言ってしまうと、スープが非常に美味しいので、これは確実に「ちょい足し推奨」です。
1パック当たり小さいサイズの豆腐を加えてもいいですし、ひき肉を足したりしたらもう言うことはありません。
醤油ベースのスープなのですが、若干のとろみもありつつ、麻婆豆腐とラーメンが上手く融合した感じのラーメンです。正直言ってかなり美味しいと思いましたし、確実にリピします。
見た目に反して全然辛くないので、辛いのが苦手だという人も食べられるでしょう。私はアクセントとしてラー油を少し加えてみましたが、ピリ辛になって美味しかったです。
気持ちばかりの豆腐とひき肉、それからネギが具材として入っているのですが、スープとの相性がいいので「もうちょっとあればなぁ」と思うはずです。
スーパーなんかで売ってる手のひらサイズの豆腐をサイコロ状にして足すとか、手間はかかりますけどひき肉を足した時のレベルアップは凄まじいものになるでしょう。
もやしでもそれなりのものになるかもしれません。それくらいスープが美味しい商品でした。
(2016/11/19詳細記事追記)
豆腐をちょい足しした様子について書きました。
予想通りかなりパワーアップしたので、本製品を食べる際は豆腐のチョイ足し推奨です。
【詳細記事】
ニュータッチ凄麺『さいたま豆腐ラーメン』が美味すぎて衝撃を受けた話
第1位 ねぎみその逸品
商品概要
【商品説明】
- シャキシャキした短冊カットのねぎがおいしい
- 太麺にマッチした濃厚なみそ味スープ
- 別添おろしにんにくつき
【栄養成分表】
- エネルギー:439kcal
- たん白質 :12.3g
- 脂質 :13.4g
- 炭水化物 :67.2g
- ナトリウム:2.8g
食べてみた感想・レビュー
かやくは「熱湯を上からかけるタイプ」になっているネギの塊です。
結構な大きさのネギが多めに入っています。正直、即席感は否めませんけど、ここまでネギとの相性が抜群にいいカップ麺というのも、なかなか無いのではないでしょうか。
そして、1番の特徴は『おろしにんにく』付きという部分です。これを入れることで革命的に美味しくなると言っても過言ではありません。
「なんでラーメン屋さんに、おろしにんにく置いてるんだろう」って思ってましたが、このカップ麺を通じて「おろしにんにくの良さ」みたいなものを教わりました。
まず香りにそそられます。そしてスープの見た目もキラキラしてる気が。具がネギだけなので、視覚的な寂しさはありますけど、そんなの気にならないくらいメチャクチャ美味しいです。
味噌は濃厚でコクのあるスープです。しつこくないのに1度食べたら忘れられない味と言ってもいいかもしれません。とにかく、イイ意味で脳裏に焼き付く味です。
これまで散々「具が少ない」だの「パンチに欠ける」だの言ってきましたが、具がネギだけの本製品に対して、そういった感情を持ったことは一切ありません。つまり「ネギだけで成立している」ということになります。
ちょい足しをするのであれば、野菜を入れても美味しいと思いますし、ネギを入れるだけでもパワーアップするとは思いますが、このままでも十分に満足できますね。
これまで「毎週食べても飽きないカップ麺」と言われたら『シーフードヌードル』くらいしかありませんでしたけど、これは本気で美味しいです。200円以上出しても食べる価値があります。
これまで食べてきたカップラーメンの中でも、トップ3に入るほど大好きです。
2種類のそばも登場
数多くのご当地ラーメンを、インスタントなのに高い再現性で人気を博している凄麺シリーズから「そば」が登場しました。それも「鴨だしそば」と「かき揚げ天ぷらそば」の2種類です。
個人的には鴨だしそばのアッサリ味が好みで、たまらず虜になってしまいましたが、そばをそんなに好んで食べない私がそうなったので、そばが好きな方には是非食べてみて欲しいと思います。
【関連記事】
凄麺からニューフェイス登場!!かき揚げ天ぷらそばと鴨だしそばの2種
最後に
ちょっと金額的には高い『凄麺シリーズ』ですが、豊富なラインナップの全てが高いクオリティを秘めていて、どれを選んでも外れがないように思います。
今回はランキングということで、あえてランキングを付けましたが、どれも美味しいですし、個人的な好みによる部分が大きいです。
私はラーメン屋さんでは中華そばやしょうゆラーメンばかりを食べていますが、そんなしょうゆ好きの私が1番美味しいと思う凄麺が『味噌ラーメン』というのも、すごいのではないでしょうか。
とにかく美味しいですよ。食べたことがないという方は、ぜひ食べてみてください。