過去に2回~3回くらい来たことがあって、鶏白湯の専門店っつーか独自路線を行ってるラーメン店だなぁという印象は持っていました。これが錦本店だと思ってたら本店は外旭川の方で、こっちは分店だそうです。
確か「新メニュー開発のため」みたいな名目で、長いことずっと営業していなかったラーメン店という記憶があります。具体的な期間は分かりませんが、年単位で「まだやってないの?」みたいに思っていました。そして営業していることに気が付き、予定にはなかったけど入ってみたという感じです。
今回は秋田市川尻にある「らーめん錦(秋田分店)」でラーメンを食べてきた感想・レビューをしていきたいと思います。
「らーめん錦(秋田分店)」の感想・食レポ
新メニュー開発で長期間営業していなかったということもあり、どんなメニューが出来たのかと思いきや「白!白!白!」という感じ。正直言って前に足を運んだ時も「鶏白湯が味わえるお店」という印象だけで、美味しかった記憶はあるけどメニューがどう変わったとかは全然わかりません。
ここはとりあえず一番人気と書かれているトロ玉醤油らーめんにしてみました。麺大盛です。
今こうやってブログ記事を書きながらメニューを見ていると、「錦吟上醤油らーめんとの違いってトッピングのトロ玉だけじゃん」ってことに気付いたので、ラーメンに対して味卵を求めていない私としては錦吟上醤油ラーメンにすりゃ良かったって思ったり思わなかったり(一番人気ってマーケティングは効果高そう)。
注文から着丼まではめっちゃ早かったです。正確な時間は計測してませんが「え、もう来たの?」くらいの感じでした。
そして驚いた「泡!泡!泡!」の白いラーメン。よくよくメニューを見たら確かに泡立ってる…。でもここまで凄いとは思わなかったし前に来た時はこんな感じじゃなかったと思うんで、確かにリニューアルはしてるっぽいです。
この泡、しばらく消えなかったですからね。息を吹きかけると一瞬は琥珀色のマイルドタッチなスープが顔を覗かせるんですけど、すぐに隠れちゃう。「恥ずかしがりやさんか!」なんつって。
大変申し訳ないんですけど、私は泡があまり好きではありません。職場の飲み会で「泡だらけにすんなよ」みたく言われ、いかに泡を立てないようにビールを注ぐかに徹してきた20代の嫌な思い出なんかもありつつ、泡がそんなに得意じゃないんですよね。
泡のないスープはこんな感じ。純粋な醤油の色じゃなくて味噌っぽいというか、すごくマイルドな口当たりがする濃厚なスープでした。白湯スープを猛プッシュしているラーメンってそんなに無いじゃないですか?だからすごく貴重だと思います。
ちなみにこの泡は、ラーメンを食べ終わるくらいには完全になくなりました(ラーメンがまだ熱いうちはゴリゴリかき混ぜても消えなかったです)。
麺は硬めでオーダーしましたが、快くやってくれました。濃厚な白湯スープと絡んで、なかなか食べ応えのある一品だったと思います。大盛りだけどペロっといけたので、量はあまり多くないのかもしれません(それを見せないための泡だったりしないよね)。
ピンク色のチャーシューは薄切りながらもとろけるような味わいです。スープの温度で少しずつ色が変わってくるあたり、前半と後半で味が変わってくるかも。メンマは厚切りで、非常に歯応えのあるメンマです(決して硬くはありません)。
あとは申し訳程度に添えられているネギがいい感じ。個人的には馬鹿みたいに大量の白髪ねぎを乗せても美味しく食べられそうな気がしました。卵はまぁ普通に美味しいよね。好みの問題でしょうけど、私はこれが1個で100円なら要らないかなぁ。
「らーめん錦(秋田分店)」について
営業時間
- 11:00~15:00(L.O.14:30)
- 17:00~21:00(L.O.20:30)
※スープがなくなり次第終了となります。
座席情報
24席
L字型のカウンターが店の入り口から店の奥にかけて配置されていて、テーブル席が2つか3つくらいでした。
テーブル席は2人で使うと贅沢すぎるくらいのスペースなのですが、家族連れが来ることを想定すると2人だとカウンターに通されるかも(私は時間帯も関係しているのか、2人でテーブル席を使えました)。
交通アクセス
最後に
個人的なことを言わせてもらうと泡がちょっと苦手ですが、味は美味しい鶏白湯ラーメンでした。他のお店で食べられるようなラーメンじゃなくて、ここに来ないと食べられないラーメンって部分には大きな価値があると思います。
ちょっといつ再オープンしたのかは分からないですが、たぶんまだ認知されていないからかな。長期休業に入る前に比べるとお昼時でも空いていた印象を受けました。前は駐車場が結構広いのに停められないほど混んでいたイメージがあるので、気になっている人はぜひ足を運んでみてください。