結構前の話になります。当時、久々に毛穴パックを使ったら、鼻の角栓が大量に取れたんです。本当に「画像を載せるのを躊躇するくらい」取れたわけですが、日々のケアを怠っていたことを痛感しました。
もともと、洗顔に関しても『洗顔フォームを泡立ててから洗顔する』という基本的なことすらしていないほどの無頓着ぶりでしたので、これからは気を遣っていこうと思った次第です。それに伴い様々な情報を調べていたところ、知らないことがたくさん出てきました。その情報量の多さと言ったら、先日取れた私の角栓以上です。
というわけで今回は、これまで私が取り組んできた『イチゴ鼻対策』において、有益だったものをご紹介します。
イチゴ鼻の原因
- 古い角質
- 皮脂
- 汚れ
主に上記の3つがイチゴ鼻になってしまう大きな原因です。体質や生活習慣によって原因を占める割合は変わってきますが、大まかにこの3つが原因だと言えるでしょう。
古い角質や皮脂、埃や老廃物などの汚れが毛穴に溜まり、それらが酸化して固まってしまうことで、毛穴に開きが生じてしまいます。そのため、外見的に黒いブツブツのようなものが見えてしまうというメカニズムです。
当然、皮脂の分泌が人より多い場合は特にイチゴ鼻になりやすいと言えますが、元よりある程度の皮脂は肌にとって必要な物ですので、気にしすぎて過剰に洗顔などのケアをするのも逆効果なんだとか。
必要以上に皮脂を取り除くことで乾燥肌になり、痒みを引き起こして鼻の皮膚を傷付けてしまうかもしれません。くれぐれも注意しましょう。
対策法
下準備
水で濡らしたタオルを軽く温めて、それを使って鼻周りを温め、毛穴を開いてやるのが非常に有効です。これをやるのとやらないのとでは、大きな違いが生まれます。タオルはレンジでやれば簡単ですが、くれぐれも火傷には注意してください。
あとは入浴後にケアをしてあげる方法もいいですね。
毛穴パック
私が思う1番メジャーな方法です。コンビニなんかにも置いてる所が多いと思います。メリットは何といっても、見た目で効果がハッキリわかる点でしょう。効果が目で見てわかるというのは、意外と大きなメリットです。
しかし頻繁に使用するようなものではないということは理解していなければなりません。びっしり角栓が取れるので、つい面白くて何回もやってしまいがちな人も多いかと思いますが、肌へのダメージは極めて大きい部類の対処法になります。
頻繁に使用するのではなく、月1回程度の使用に留めておくのが理想です。少なくとも、肌のターンオーバー周期(約1ヶ月~2ヶ月)を大幅に上回るようなペースでの使用は控えましょう。
ジェル
この商品、私はかかとに使用しているんですけど、古い角質がボロボロ取れるのでクセになります。消しゴムのカスみたいなのが大量に出ますので、それを洗い流してやるだけでツルツルになってるという優れ物です。
これ、調べたところ鼻にも使えるみたいです(長いこと使用してますけど、顔に使用するという発想は皆無でした)。
実際やってみましたが、かかとほどは取れていないまでも、古い角質が落ちている実感は感じられたので、一定の効果は見込めそうです。それらと一緒に皮脂もごっそり取れてると思いますので、洗顔後のケアも忘れずに行うようにしましょう。
泡で洗浄
洗顔フォームを使って洗顔しているという方がほとんどだと思いますが、そのうえで重要なのがきちんと泡立てることです。とは言っても、泡自体が汚れを落としやすくするという役割を持っているわけではありません。
泡で洗顔することによって「肌を擦らずに済む」ということと、表面積が増えることによって「毛穴に洗浄成分が入りやすくなる」という2点が大きな利点となっています。
洗顔において泡立てることは重要な意味を持ちますので、それ用に特化したアイテムを使うと遥かに高い効果が望めるでしょう。上記の『あわわ』は、すごく泡立ちが良くてオススメです。
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ブラシを使った洗顔
普段お使いの洗顔フォームと合わせて洗顔ブラシを使用するのも有効です。手では行き届いてない部分まで洗浄できているような気がしますし、マッサージ効果による血行の促進も期待できそうです。
毛先が柔らかいものがほとんどですが、ゴシゴシやりすぎてしまうと肌を傷付けてしまう恐れがあるので、使用には注意してください。
対策後のケア
保湿
古い角質や皮脂を取り除いた後の肌は、どうしても乾燥しがちです。放っておくと乾燥肌の進行に拍車をかけてしまい、別の部分で弊害が出てきてしまうかもしれません。化粧水などを使用して、肌に潤いを与えてやることも重要です。
角栓を取り除いて終わりなのではなく、角栓を取り除いた後の肌のケアまでが一連の流れですので、しっかりと行うようにしましょう。
毛穴の引き締め
イチゴ鼻に対する対策をして保湿も済んだ後は、開いた毛穴を引き締めてやるのが非常に有効です。
薄手のタオルか何かに保冷材でもくるんで、鼻に当てて冷やしてあげましょう。これによって毛穴が引き締められるので、新たな汚れが詰まりにくくなります。
最後に
イチゴ鼻にならないためには普段からのケアが重要です。あくまで過剰にケアしすぎないように、ポイントを抑えてケアしてあげることで、イチゴ鼻にはならなくて済みそうですよ。
皮脂の量やターンオーバーの周期は人それぞれなので「毎日しっかりケアしても徐々に黒ずんでしまう」という方もいらっしゃると思います。そういう方にとっての『毛穴パック』なんじゃないかなと思いました。
あくまで毛穴パックは最終手段という位置付けにして、普段の洗顔や、食事を含む生活習慣に気を遣ってあげることが、重要なのかもしれません。