電子レンジを使った便利な調理グッズやアイテムが多数登場しているのはご存知ですか?電子レンジは今や私たちの生活とは切っても切り離すことのできない必需品としての地位を確立していると言っても過言ではありません。
お子さんのお弁当作りから一人暮らしの食事に至るまで、多くの「食」を便利にしてくれる電子レンジですが、それを更に便利にしてくれるツールがたくさんあるんです。今ではメジャーな物から意外と知られていない物まで登場していて、私なんかは「これは使わない手はないだろう!」と思うんですよね。
というわけで今回は、独り暮らしの方や面倒なのが嫌いな方には必見の『電子レンジで簡単に調理できるオススメの便利グッズ&アイテム』のご紹介です。
主食系に役立つ電子レンジグッズ
お米
- 炊飯器で炊くよりも遥かに早い
- 0.5合であれば7分で炊ける
炊飯器が無くても電子レンジで簡単にお米が炊けます。2合炊くのに500Wで13分ほどです。簡単なだけでなく加熱時間も短いですし、最低限炊くことで保温する必要もないので節電も可能。
一人暮らしの方で「帰りが遅いけど、炊き立てのご飯が食べたい!」という方も多いと思いますが、これなら通常の炊飯器で炊くよりも待つ時間が少ないのでオススメですよ。
昼食をオフィスで摂る人なんかも、時間が許すのであれば炊き立てのご飯が食べられますね。無洗米を常備することで、その利便性は遥かに増すこと間違いなしです。
パン
- ありとあらゆるパンに使用可能
- 出来立てとは言わないが、高い完成度
トースターで焼いた食パンやパン屋さんで買ってきたパン、スーパーで買ってきたパンなどを温め直すのに最適なアイテムです。これを使って温めることでパサつきにくくなりますし、温めた後はコレに入れておくことで保温効果も期待できます。
既に焼いた食パンは、少しの時間とはいえ放置すると、サクっとしなくなってしまいますよね?これなら安心して食べられると思いますよ。
普段は常温で売られているようなバターロールなんかも温めて食べると美味しいので、パン好きの方は持っていても損はしないハズです。
パスタ
- 噴きこぼす心配がない
- 湯切りも簡単
鍋で茹でる時間+5分の調理時間を要します。パスタ1人分(100g)を簡単に計ることが可能なパスタ穴付きで、1回で200gまでの調理が可能です。湯切り口がフタに付いているのと、滑り止めが付いていて持ちやすいという工夫もgood。
鍋を使って茹でると「噴きこぼす原因」になってしまいますし、ずっと付きっ切りで見るのには結構長い時間だと思います。しかも、夏場は暑くてしんどいんですよね。
それでも、パスタはお腹を膨らませるのにはもってこいなので、ガスを使わなくていいという点を踏まえても、特に学生さんには非常にオススメです。パスタ好きの方も持っておくと重宝すると思いますよ。
ラーメン
- 袋めんが簡単に調理可能
- 変なニオイや変形がない
調理時間は、水の状態から500Wで約8分ほどです。ケトルのお湯などを使用する場合は、2分半~3分で作ることが可能になります。カップ麺とほぼ変わらない手間で、袋めんの調理が可能です。
適当に野菜を突っ込めばそれらしくもなりますし、カップ麺よりも安く済むので、お財布にも優しいのではないでしょうか。カップ麺もお湯の状態から3分ということを考慮すると、さほど時間は変わりませんし、もやし等の野菜が摂りやすくなるという点で、非常に使い勝手がいいと思います。
似たような製品が百均などでも売られていますが、プラスチック特有のニオイが気になったりして、ラーメンの味を邪魔することがあります。その点コチラの商品にはそのような心配がないので、ニオイに敏感だと言う人にはコチラの商品がオススメです。
焼きそば
- 電子レンジで温めて、容器を振るだけ
- 安く手軽に焼きそばを作るためのマストアイテム
お惣菜コーナーを見て回っていると無性に食べたくなる焼きそばですが、生めんタイプであれば1食当たり非常に安く作れますよね。
本来であればフライパンを用意して油を敷いて・・・など結構な手間ですが、この商品を使うとそれらの手間を劇的に簡単にすることができます。めんと粉末、野菜やお肉などの具材を入れてレンジで温め、シェイクするだけです。
お肉や野菜も一緒に摂れますし、頼もしい存在になってくれるでしょう。カップ焼きそばだと1食当たり100円程度はしてしまいますが、生麺タイプのものを買えば、もやしを付けてもおつりがきます。焼きそば好きの方、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
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ソーメン
- 乾麺、生麺の両方に対応
- ソーメン・ひやむぎ・そば・うどんなど、調理可能な範囲が広い
ソーメンを食べたくなる時期といえば『暑い時期』のため、調理場でソーメンを茹でるという手間が無くなるだけでも大助かりです。「鍋を使わない=部屋の温度も上がらない」ということにも繋がり、色んな面で得をする商品と言えるでしょう。
夏場、食費を浮かせようと思ってソーメンを茹でて食べまくっていた結果、室温が上がってエアコンを使いまくってしまったのでは、まさに本末転倒です。
乾麺のうどんやそばに使えるというのも嬉しいポイントですね。ガス代の節約は地味に大きいと思います。1年を通じて、そんなにソーメンを食べる機会は無いかとは思いますが、あれば便利な商品です。
卵料理に役立つ電子レンジグッズ
ゆで卵
- 茹でる場合と違い、卵が割れたりしない
- 調整次第で半熟卵も可能
水と卵を電子レンジに入れて500Wで約11分ほどで、ゆで卵が作れます。調整次第で半熟にもできるのが嬉しいポイントです。同時調理できる数量が1個~4個までの物があります。上記の物は2個のタイプですが、お好みに応じて選ぶと良いでしょう。
鍋で作る場合ですと、どうしても沸騰した鍋の中で卵が動いてカツカツうるさいんですよね。火をかけているということも気になったりして、行動も制限されてしまうという人も多いのではないでしょうか。これなら安心してゆで卵が作れるようになりますよ。
卵焼き
- 誰でも簡単に綺麗な卵焼きが作れる
- 仕上がりはふっくら
500Wで40秒×2で卵焼きが調理できます。焦げないのがメリットですが、焦げ目が美味しいという方も多いと思うので、最終的には好みの問題ですね。お弁当に入れるという観点では、形が崩れる心配が無いので使いやすいと思いますよ。
あくまで個人的なことを言わせてもらうと、実際にフライパンで焼いたものと比べると「味気ない」ような気がしましたが、自分で食べる分には手間が楽なのもあってイイと思います。
野菜に使える電子レンジグッズ
温野菜
- 煮崩れしない
- 圧力調整調理弁付き
- ざる付きのため、水切りが簡単
もやし、ジャガイモ、枝豆など、野菜を蒸したり茹でたりする調理が簡単にできます。焼くのと違い、茹でたり蒸したりした方が効果的な栄養素もあるので、簡単に野菜が摂れるという意味でも便利です。
夏場なんかだと「キンキンに冷えたビールと枝豆があれば何も要らない!」という人も多いかと思うので、そういう人は晩酌用に1つ持っていてもいいでしょう。ざる付きなので、無駄に洗い物を増やさなくて済むという点も嬉しいポイントですね。
おやつ関連の電子レンジグッズ
プリン
- 1分の調理で完成
- アレンジ自在
簡単・お手軽にプリンを作ることが可能です。お菓子作りを趣味にしている人であれば頻繁に使う機会がありそうですし、劇的に作業工程が減らせるようになると思うのでオススメしたいですね。
市販の物と違い、砂糖の分量やチョコやキャラメル等の味付けも自分でアレンジできるので、プリン好きのお子様がいるご家庭では重宝すると思います。
低コストで済みますし、手間もそんなにかかりません。砂糖の量を自分で調整できるのも嬉しいポイントです。
ポップコーン
- 手軽にヘルシーポップコーンが作れる
- フライパン調理と違い、焦げる心配がない
600Wで約2分あればポップコーンが作れます。「フライパンだと面倒」という方にオススメです。また、フライパン調理では懸念される「焦げ」の心配もないため、安心して調理できるのも大きなメリットと言えるでしょう。
オイルの有無から味付けまで、自分の好み通りに調整できるので、安心して食べることができます。使用しない時はコンパクトに折りたたんで収納できるので、場所も取りません。
ポテトチップス
- 塩分やカロリー控えめな物が作れる
- れんこん、さつまいも、かぼちゃなどの応用も可能
油を使わないので、非常にヘルシーなポテトチップスが作れます。「ポテトチップスが大好きだけどダイエットもしたい…」という人には、うってつけの商品ではないでしょうか。
1度に作ることができる量が少ないのが難点です。これも『食べ過ぎ防止』だと思えば丁度いいでしょう。肝心の味についてはノーコメントで。あ、でもヘルシーな感じがしてアリっちゃアリかもしれません。
だしポット
- 簡単に本格だしを取ることができる
- 塩分制限にもってこい
かつおぶしと昆布とお水だけでも、本格だしが取れます。「市販のだしを使うと添加物や塩分が気になる」という方にオススメです。そして、なにより美味しいだしが取れるのが1番の魅力と言えるでしょう。
鍋で作るのに比べると洗い物も楽ですし、遥かに手間もかかりません。しかも、このまま冷蔵庫での保管も可能です。これは正直言ってかなり使い勝手もいいので、多くの人にオススメしたい商品ですね。ずぼら飯でも抜群に活躍してくれますよ。
カレー・シチュー
- 安く栄養価の高いカレーが作れる
- 鍋で作るのと比べ、遥かに楽
「カレーが食べたいけど、レトルトはちょっと嫌」という方にオススメのグッズです。お肉と野菜、そこに水とルウを入れて電子レンジで温めるだけです。レトルトと違い、手軽に野菜も摂れるのも魅力的ですね。
私はレトルトカレーも好きですが、たまには具材たっぷりのカレーが食べたくなるので、1人分だけ作る場合は専ら本製品で調理しています。
鍋で作る場合と比較すると焦げる心配がなかったり、かき混ぜる手間が減るので、調理自体は遥かに楽になるでしょう。ただし、具材のサイズは小さめにしないと火が通らないケースがあるので注意してください。
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マルチツール
シリコンスチーマー
- 多種多様な使い道
- 割れたり傷付く心配がない
「とりあえずコレ、買っとけ」に相応しい商品です。お肉や野菜を入れて電子レンジで温めるだけで、素材のうまみを逃がすことなく調理してくれます。
特殊な形状のため若干の洗いにくさはありますが、それらを補っても余る利便性に脱帽せざるを得ません。とにかく何にでも使用できる万能ツールです。
使い始めの頃はニオイが若干気になるかもしれませんが、使用していくうちに徐々に薄れていくので問題ないでしょう。地味に大きいポイントが、陶器やガラスと違って「割れない」という部分です。これはありがたい。
マルチクッキングカプセル
こちらも何にでも使用できて使い勝手のいいマルチツールです。食材と調味料を入れるだけで簡単に調理できますし、何より複数のカプセルがセットになっているのがありがたいですね。
前項で紹介したシリコンスチーマーと用途は似ていますが、そのまま収納容器として使用できるのがコチラの大きな利点です。カプセル同士を重ねて冷蔵庫に入れられるので、そこまで場所も取りません。
時短アイテムとして非常に優秀なので、お弁当作りに忙しい主婦の方にはもちろん、1人暮らしの方にもオススメの便利アイテムです。
パック&レンジ システムセット
収納や作り置きしての時短目的であれば、こちらの商品もオススメです。
外から中身が何であるかを簡単に見分けることができ、冷蔵庫内のデッドスペースもできにくく、耐熱ガラスなのでレンジ&オーブン(フタは取り外す必要あり)でそのまま使用することができます。
汚れに対しても強く、ニオイ移りもしないので使い勝手は抜群に良いと言えるでしょう。夕ご飯を翌日のお弁当に使用したりする人にオススメ。
魚焼き
- ガスコンロのグリルで焼くよりもお手入れが簡単
- 様々な用途がある万能アイテム
レンジで魚が焼ける優れ物です。もちろん魚だけでなく、ハンバーグやチルド餃子を焼くのも可能で、さらに言うなら焼くだけでなく炒める・煮る・茹でる・蒸すの全てに対応しています。
少し値段はしますが、レンジで焼き魚が食べられるのは大きいですし用途は多彩なので、決して無駄な出費にはならないでしょう。ただし完成のクオリティを求める人は、ハッキリ言ってグリルで焼いた方が無難だと思います。
その他
電子レンジトレー
- 1度に2つの物を温めることができる
電子レンジのスペースを効率良く使用するために生まれた便利グッズです。高さのないお皿などであれば、2つを同時に温めることができます。家族分のお弁当なんかを温める場合は、これを使用することで時短ができるのでオススメです。
電子レンジのサイズは大体一緒かとは思いますが、使用できるかどうかの事前確認は忘れないようにしましょう(本製品は236mm×83mmのサイズ)。
アングリーママ
レンジの汚れというのは意外と頑固で落ちにくいものですが、それを劇的に簡単にしてくれるアイテムのご紹介です。
『アングリーママ』という名前で、お母さんを模した造形になっているのですが、中にレンジ用クリーナーを入れたり、あるいは水と酢を混ぜたものを入れて、レンジで温めるだけです。
温められることで細かいミスト状になり、レンジ内の汚れを分解してくれるでしょう。レモンを入れると、香りの面でも改善しますよ。掃除が劇的に楽になる画期的なアイテムです。
最後に
主に独り暮らしの場面を想定して書いてきましたが、忙しくて調理に時間がかけられない時の主婦の方にもオススメの調理グッズです。
レンジに放り込んでおくだけで調理してくれますし、野菜などが本来持っている栄養素を壊さずに調理ができるうえに殺菌効果もあるので、これを使わない手はありません。
何かに特化している商品であれば、値段も1000円しないものも多く、コストパフォーマンスが高いものばかりと言っても過言ではありません。
魚焼きだって、コンロのグリル掃除の手間や傷みを考えたら、むしろ安いくらいだと思います。これらの便利グッズを上手に使って、簡単手軽に美味しい食生活を送りましょう。