栄冠ナインにおいて特訓マスや合宿で「いい能力を得られるかどうか」は、その後の試合の展開を大きく左右すると言っても過言ではありません。
そして、中には『特に狙って取得したい能力』というものがいくつか存在します。もちろんアイテムを使って覚えさせてもいいのですが、毎年そんなことをしていたら、あっという間に散財してしまいますし、アイテムの使用はなるべく温存しておきたいものです。
そんな時でも「毎年行われる2回の合宿」と、ランダムで出現する「特訓マス」は、特殊能力を身に付けられる数少ないチャンスです。「どんな能力を積極的に狙っていけばいいのかわからない」と言う人は、ぜひとも参考にしてみてください。
取得難易度について
星の数
特訓マスに停止した場合、選手を選んでから能力の候補を見ることになりますが、その時に☆の数で取得難易度を知ることができます。
これが純粋に確率の問題なのか、あるいは信頼度などの他のパラメータに起因するのかは定かではありませんが、体感的には「OB選手の取得確率が高い」ように感じました。
どちらを選択するか
- 失敗する可能性が高いが、確実に重宝する能力。
- 取得する可能性が高いが、必要かどうか微妙な能力。
特殊能力の取得は「失敗すると無意味」です。なのでできることなら取得確率の高いものを選びたい気持ちもわかります。
しかし、自分で操作するわけでもないキャラクターに『粘り打ち』を覚えさせてもどうなんでしょうか。下手すりゃ外野選手に高速チャージを覚えさせてる人もいるかもしれません。
※高速チャージ:バント処理能力の向上。
取得難易度の高い能力は使える
中には『チャンス+2』や『対左投手+2』など意味のない能力もありますけど、基本的には使える能力ばかりです。(正確に言うと意味はありますが、簡単に試合で低下するので旨みが少ないと思います)
個人的には星が少なくても欲しい能力は『逆境〇』と『流し打ち』くらいですかね。最初はなるべく覚えさせる方向で進めていましたが、最近はもう失敗したらそれまでで、本当に欲しい能力を追いかけた方がいいような気がしました。
使える能力
それでは、私が栄冠ナインをプレイしていて使えると思った能力について、投手編と野手編に分けて解説していきたいと思います。
投手編
威圧感
【効果】打者に威圧感を与える。
正確な効果はイマイチわかりませんが、相手の能力を低下してくれている可能性があります。もしくは相手の特殊能力の相殺とか、そういった高い効果があるのではないでしょうか。
固有カードでも『威圧感』というのがあるので、もしその効果を常に得られるのだとすれば、取得難易度が高いのにも納得がいくでしょう。現実の選手やOBでも一流の選手しか持っていない能力なので、ショボイ効果というのは考えにくいのではないでしょうか。積極的に取りにいきたい能力です。
闘志(☆☆☆)
【効果】闘志あふれる投球をする。
効果の詳細はよくわかりませんが、取得難易度が高いことから効果が薄いとは思えませんし、少なくともこれを取得した選手は活躍してくれていますね。
打ち込まれると『ドンマイ』の選択肢が出ますが、おそらくこれがピヨリ状態の緩和だと考えると、『闘志』を持っていれば、連打されても能力が下がらないのではないかと思います。
奪三振
【効果】2ストライクにおいこんだときに能力が上がる。
体感的に「2ストライクまで追い込んでからが勝負」であることが多く、簡単に2ストライク取ったかと思えば、2球外した後で長打というパターンも少なくありません。
2ストライクまで追い込んでからの上がる能力がどの程度なのかはわかりませんが、非常に使える能力ではないでしょうか。もし取得出来たらエース候補にするのがいいでしょう。
対強打者〇
効果:強打者との対戦のときに能力が上がる。
どの程度の能力が上がっているのか、どの程度の相手が強打者なのかなど、不明確な部分は多いですが、甲子園を勝ち進むにつれてエゲつないくらいの打者がたくさん出てくるので、非常に使える能力の1つだと思います。
野手編
威圧感
【効果】投手に威圧感を与える。
詳細な能力は分かりませんが、おそらく使えるであろう能力です。相手のスタミナ消費を増やすなどの効果があるような気がします。相手の失投を誘いやすいとかもあるんでしょうかね。
威圧感のある打者がバッターボックスに入ると、ストレートで四球という場面をよく見るので、相手のコントロールが低下している可能性は高そうです。
広角打法
【効果】流し方向に強い打球が打てる。
これを持っているかどうかで、流し打ち指示からのホームランの出やすさが大きく変わってくるような気がします。
長打力のある選手でも、流し打ちでセンター方向に飛べばホームランの可能性がありますが、打席と反対方向に飛んでしまうとフェンス直撃のツーベースというパターンが多いです。それが『広角打法』を取得しているだけで、ホームランに変わるケースが増えます。
対エース〇
【効果】エース級投手との対戦のときに能力が上がる。
最初は『相手が背番号1じゃないと効果が無い』と思っていましたが、もしかすると「投手でいうところの『対強打者〇』に匹敵する能力」のような気がしています。
というのも、甲子園で戦っていると普通に2桁背番号のピッチャーが150kmとかの速球を平気で投げてくるわけですけど、気持ち的なものなのか『対エース〇』を取得している選手は、かなりの確率で結果を残してくれているような気がします。
逆境〇(☆☆)
【効果】負けていると打力が上がる。
栄冠ナインは不思議なものでシーソーゲームのような展開になることが多々あります。そういう意味でも、負けているときに能力が上がるというのは、非常に頼もしい能力ではないでしょうか。
『ごくふつう』の選手が使用できる『闘魂』という固有カードが「パワー40↑、逆境〇、プルヒッター、対エース〇」という効果なのですが、何度もこれに救われたので逆境は優先して付けるようにしています。他に目ぼしい効果がないときは逆境を付けたりしていますね。
内野安打〇
【効果】打ってからのスタートダッシュが速い。
個人的に機動力野球をしているので『内野安打〇』は押さえておきたい能力の1つです。これは特訓マスというよりかは合宿で覚えさせるようにしています。
甲子園で戦う相手は、たとえカンストでも捕球能力だけは低く、意外と送球のミスも多いので、少しでも出塁するためにはあっても損はない能力だと思いますよ。
流し打ち
【効果】流し打ちがうまい。
どの程度の補正がかかるかはわかりませんが、試合での支持で『流し打ち』を選択する場面が多いので、他の候補が無ければ選ぶようにしています。
合宿
キャッチャー能力を最優先
1番優先したいのは『キャッチャー』能力でしょう。合宿か特訓マスでしか上がらない能力ですし、特訓マスにおいては候補に挙がらないことさえあります。合宿は『キャッチャー』能力を上げるための期間と割り切ってもいいくらいです。
もし古田ループをしている場合や既にキャッチャーAの選手がいるという場合は、この限りではありません。
総合練習をストックしておく
総合練習のカードはキャッチャー能力を向上させるのに効果的なカードです。時には『キャッチャー+1』と『キャッチャー+2』が候補に挙がることもあります。
他にも『対強打者〇』や『対エース〇』などの有効な能力が取得できる可能性があるので、総合守備のカードは合宿まで温存しておくのが有効だと言えるでしょう。他には『マシン打撃』なんかもオススメです。
最後に
基本パラメータは天才肌や転生OBでもない限り、ほぼ似たり寄ったりの数値に落ち着くと思います。それでも勝てる可能性を左右するのは『特殊能力』ではないでしょうか。
個人的には『信頼度』に続いて大切な要素だと言っても過言じゃないくらい、特殊能力の習得には気を遣っています。
もし甲子園制覇が遠いと言う方は、試しにアイテムを使って最強の投手と打者を1人ずつ作ってみましょう。たぶんそれだけでもだいぶ勝ちやすくなると思いますよ。